2026年10月30日(金)

全機工連 全国大会
山田雅英実行委員長に聞く
(山田マシンツール社長)

 

強み、あり方議論する場に

 

★山田社長2_R

10月26日に東京で開かれる全日本機械工具商連合会の全国大会。江戸っ子一号やコマ対戦、下町ボブスレーの運営者らが「町工場の挑戦」について議論する。それにちなみ、大会テーマも「挑戦する勇気~New made in Japan~」とした。「我々も挑戦すべきだ」という山田雅英実行委員長(山田マシンツール)に大会への抱負などを聞いた。

リスク恐れず変化する

―なぜこの企画にしたのですか。
「以前からドイツの中小メーカーと取引をしていて感じていたのだが、彼らは規模が小さくてもニッチメーカーとして発展している。それができる理由は世界市場を意識しているからだ。中小企業白書を読み、日本の中小メーカーも世界で戦う姿勢が必要だと感じた」。

―実践しているユーザーを選んだのですか。
「そう。販路や市場がわからないと嘆く前に、彼らは世界に挑戦し、新たな日本の製造業の姿を模索している。複数の企業が連携しているのも興味深い。町工場の挑戦を聞き、彼らと交流を持つことは刺激になると思う。それにお客様がチャレンジし変化しようとしているのに、我々が挑戦しないのはおかしい」。

―だからテーマを「挑戦する勇気」に。
「みんなで議論して決めたが、よい言葉を選べたと思う。長年我々は事業を継続してきてリスクを取ることを忘れている。ネット通販やユーザーの購買行動など環境が変わっているのに、我々も変化しなければならない。今が最後のタイミングかもしれない」。
「作り手と使い手をつなぎ、ユーザーやメーカーと一緒になって価値を生み出すのが我々の仕事の原点だと思う。ネット通販の話題も多いが、ネットで扱うのはコモディティ商品が多く、我々が強みとする価値を生み出すのは難しいと思う。(全国大会を)我々の強みやあり方を議論できる場にしたい」。

東京大会概要

▽日時=2016年10月26日
▽場所=第一ホテル東京(東京都港区)
▽第一部=大会(式典)
▽第二部=パネルディスカッション
▽パネリスト=浜野慶一氏(浜野製作所・江戸っ子一号)、細貝淳一氏(マテリアル・下町ボブスレー)、緑川賢司氏(ミナロ・コマ対戦)、コーディネーター橋本久義氏(政策研究大学院大学)
▽第三部=懇親会

日本産機新聞 平成28年(2016年)2月25日号

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