2025年11月1日(土)

「関西クラウン工業社」

関西で一番目指す

 作業工具や特注の別作工具を手掛ける関西クラウン工業社(大阪府八尾市)の歴史は飲料水用の王冠製造から始まった。1966年にソケットレンチの製造を開始。77年に現在本社のある大阪府八尾市に移転したことをきっかけに「関西クラウン工業社」と社名改めた。

 社名は同社のスタートである王冠に由来する。王冠は英語で「CROWN(クラウン)」。王冠とかけて、まずは関西で一番を目指すという目標を込めて「関西クラウン工業社」と名付けた。

 同社は異業種交流の一環として、ロボット製作や小型の電気自動車作りなど新事業にも挑戦している。作業工具の枠に留まらず地域に根差し、ものづくりのすばらしさと元気を発信する。

日本産機新聞 平成28年(2016年)8月25日号

[ コラム ][ 命名 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

小林機械「中古市場の需要を掴む」【特集:激動の時代に挑む販売店】

「中古機械や古い機械を大事に使うのがカッコよくないですか」—。あるユーザーの若い技術者の言葉だ。中古機械はコストの優位性に注目されることが多いが、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)の観点から「機械を大事に使いたい」と […]

小松鋼機「RPAで業務を自動化」【特集:激動の時代に挑む販売店】

人は高付加価値の仕事に/販売も力、製造業のDX後押し 1カ月分の納品データをウェブサーバーから、仕入データを基幹システムから抽出する。数百枚ものそれらを照合し仕入データと請求の金額に差異が無いか確かめる。毎月決めた日時に […]

精工産業「測定の立ち上げ迅速化支援」【特集:激動の時代に挑む販売店】

測定受託で需要開拓/新規の契機にも 機械工具や非鉄金属を扱う精工産業は今年7月、ユーザーの測定業務などを請け負う「計測技術室」を立ち上げた。協力先工場の測定業務の負担軽減を目的に開始したが、新規開拓の契機や、ユーザーの測 […]

トピックス

関連サイト