昨今、自動車業界の認証不正やリコールなど、日本のモノづくりの信頼性を揺るがす問題が多い。さらに、車のEV化をはじめ、電子・半導体、航空宇宙、医療など様々な産業で、新たな製品や技術開発が活発化しており、開発した製品の検査・ […]
タンガロイの挑戦-TUNGFORCEの本質-
若手技術者に聞く②
提案の切り口百様
マーケティング本部 プロダクトグループ ノンローティングツール担当 向中野 陽太氏
製品は発売すれば終わりではなく、むしろ始まりだ。そして使ってもらうために、製品の魅力を伝えることもメーカーの重要な役割だ。TUNGFORCEインタビューの2回目は、旋削工具のマーケティングを担当する向中野陽太氏。販売面やマーケティングの視点からTUNGFORCEについて聞いた。
効果出すため妥協しない

その2つとは、工具を実際に使う人と、購入の意思決定者。前者については「1000点超の新製品があるので、どんなユーザーに対しても話ができるし、課題解決策を提供できる」。
一方、意思決定者に対しては「TUNGFORCEのコンセプト=倍速加工」を押し出す。「トータルコスト削減を実現できる倍速加工のコンセプトは、意思決定者に伝わりやすい」からだ。ただ「どちらかが重要というわけではなく、両者が納得してもらって最も効果が得られる」。
プロダクトグループはユーザーへ提案する一方、ニーズを聞き、開発部門につなぐ製品開発の司令塔的役割も果たしている。顧客の声を直接聞ける立場だからこそ、「お客様が少しでも満足しないものを出したくない」という。実際に「試作品の段階での性能に満足せず、開発チームに戻したこともある」ほどだ。元々、材料技術者でもある向中野氏は言う。「お客様に効果を出して頂くために、絶対に妥協はしたくない」。
日本産機新聞 平成28年(2016年)8月5日号
NC旋盤用チャック、研削盤のダイヤフラムチャック、マシニングセンタのシリンダ内蔵チャックなど顧客ニーズに応じ最高の機能と品質を併せた特殊仕様「デザインチャック」を手掛けている帝国チャック(大阪府八尾市)は創業100周年を […]
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