内需は自動車の不調続く 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2025年9月の工作機械受注額が前年同月比11%増の1391億4600万円になったと発表。7カ月連続で1200億円を超えた。 内 […]
タンガロイの挑戦-TUNGFORCEの本質-
若手技術者に聞く②
提案の切り口百様
マーケティング本部 プロダクトグループ ノンローティングツール担当 向中野 陽太氏
製品は発売すれば終わりではなく、むしろ始まりだ。そして使ってもらうために、製品の魅力を伝えることもメーカーの重要な役割だ。TUNGFORCEインタビューの2回目は、旋削工具のマーケティングを担当する向中野陽太氏。販売面やマーケティングの視点からTUNGFORCEについて聞いた。
効果出すため妥協しない

その2つとは、工具を実際に使う人と、購入の意思決定者。前者については「1000点超の新製品があるので、どんなユーザーに対しても話ができるし、課題解決策を提供できる」。
一方、意思決定者に対しては「TUNGFORCEのコンセプト=倍速加工」を押し出す。「トータルコスト削減を実現できる倍速加工のコンセプトは、意思決定者に伝わりやすい」からだ。ただ「どちらかが重要というわけではなく、両者が納得してもらって最も効果が得られる」。
プロダクトグループはユーザーへ提案する一方、ニーズを聞き、開発部門につなぐ製品開発の司令塔的役割も果たしている。顧客の声を直接聞ける立場だからこそ、「お客様が少しでも満足しないものを出したくない」という。実際に「試作品の段階での性能に満足せず、開発チームに戻したこともある」ほどだ。元々、材料技術者でもある向中野氏は言う。「お客様に効果を出して頂くために、絶対に妥協はしたくない」。
日本産機新聞 平成28年(2016年)8月5日号
期初予想から0・8%減の4802億円 日本機械工具工業会(佐橋稔之会長・住友電気工業常務)は2025年度の生産額見通しを6月に発表した期初予想から0・8%減の4802億円(前年度比1・7%増)に下方修正した。前年度比では […]
自動化需要さらに増加 機械工具上場商社の2025年4—9月期決算(トラスコ中山、フルサト・マルカホールディングスは1—9月期、NaITOは3—8月期)が出揃った。自動車の設備投資が依然として鈍いが、人手不足を背景に増加す […]






