アイデアを否定しない 「部で市場調査やプロモーションを重ね、ヒットを目指し、考えた新商品の企画を役員に認めてもらい実現すること」。ある商社の商品開発部(仮称)の部長は自らの責務についてそう話す。部の代表者として部下の夢( […]
全機工連東京大会 ブロック長に聞く③
中部ブロック長 髙田 研至 氏 (井高社長)
顧客に貢献する人材
製造業支える自負
5年~10年後の製造業の世界は厳しさを増していると思います。自動車産業は2020年まで良い状態かもしれませんが、電気自動車や水素自動車の生産比率が上がると、部品点数が減り、金属加工の市場が減る可能性もあります。そうなると、30年後に機械工具商社の取り扱う商品は変わっているかもしれません。
そのような将来の変化に対応できる会社の基盤作ることが大切です。人材を集めるにしても、魅力ある企業でなければ人は集まりません。後継者も生まれない。将来も希望のある会社にするには、現在の経営者が将来に向けた会社の基盤を作っていかなければならない。『現在がなければ、未来はない』という気持ちと、我々には『ものづくりを支えている』という自負も必要だと思います。
当社の社員もその気概は持っています。教育にも力を入れて、海外向けの人材育成、お客様に提案できる知識(技術)に重きを置いています。これまでOJTのみでしたが、外部教育機関やTOEICなど試験制度、資格制度などを取り入れ、勉強する環境を作っています。各拠点の建替えなど、働きやすい社内環境も整えています。最後は、良い会社をつくっていく努力しかないと思います。
日本産機新聞 平成28年(2016年)8月5日号
今年3月、THKの子会社で伝導機商社のトークシステムの社長に就いた林田哲也氏。THK入社後すぐに、創業者の故寺町博氏の秘書を経験。その後、約20年に亘り、中国、欧州などでTHKの海外展開を担ってきた。トークシステムの社長 […]
工具・工法の開発に活用 MOLDINO(東京都墨田区、03・6890・5101)は4月、野洲工場ソリューションセンター(滋賀県野洲市)内に微細切削加工に特化した加工室を新設した。微細加工用マシニングセンタ(MC)2台を導 […]