今回のメーカートップインタビューは、「伝導・搬送・物流・運搬機器編」。メーカー各社は、新製品の拡販や新たな経営資源の開拓など、さらなる成長に向けた戦略を描く。変化する市場環境をどう捉え、どのような策を講じるのか。各社のト […]
安田工業 相談役・安田之彦氏のお別れ会
最大ではなく、最高を目指す

2025年9月13日に死去した安田工業相談役・安田之彦氏のお別れの会が12月5日、福山ニューキャッスルホテル(広島県福山市)でしめやかに営まれた。取引先など多数の関係者が献花し、故人との別れをしのんだ。
安田之彦氏は、1935年生まれ。60年日本大学工学部機械工学科を卒業し、安田工業に入社した。62年に取締役生産部長に、74年に常務取締役となり、76年創業者の遺志を受け継いで代表取締役社長に就任した。
「最大ではなく、最高を目指す」という精神で、会社を大きくするよりも仲間とともに高精度な機械を創ることに心血を注いだ。工作機械を愛し、優れた機械や素晴らしい機械があると聞けば世界のどこへでも足を運んだ。そこで出会う人と親交を深め新製品の着想を生み出し販売の道筋を拓いた。
精密部品や金型などの分野でYASDAの工作機械は世界で高く評価され、それを喜びながらも「もっと良いものを」と追究を重ねた。2009年に取締役会長、13年に相談役に就任してからも最高の工作機械づくりに情熱を注いだ。
工作機械の業界団体では、1975年日本工作機械工業会理事、日本工作機械輸出振興会理事、89年日本工作機械工業会総合企画委員会委員長、2005年同会経済調査委員会委員長に就任した。1994年に黄綬褒章、2007年に旭日小綬章を受章。逝去した25年には正六位を叙位された。
日本産機新聞オンライン
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