2026年9月18日(金)

タンガロイのAIアシスタント「Gabby」がMCP接続を開始

外部AIでの利用可能

タンガロイ(福島県いわき市、0246・36・8501)はこのほど、自然文で加工条件を相談できるAIアシスタント「Gabby」のMCP(Model Context Protocol)接続を開始した。Claude、ChatGPTなどの外部AIサービスから利用ができるようになる。

Gabbyは2025年に開始したAIによる工具選定や加工条件の検討を支援するサービス。穴あけ工具、旋削、フライス、溝入れ、ねじ加工などの工具や条件設定などを検索できる。

従来のカタログ検索や工具選定アプリでは条件の入力が必要だった。ギャビーでは利用者が自然な文章で加工内容を相談できる。条件が不足している場合、追加情報を確認しながら、適切な工具や切削条件、カタログ情報などを案内する。過去の加工事例や記録参照、競合製品からタンガロイ製品への置き換えの探索など、個別情報を探す必要な場合も会話を通じて進めることができる。

今回MCP接続を開始したことで、Claude、ChatGPT、Gemniなどの外部AIサービスでの利用ができるようになった。入力情報はタンガロイの管理する環境で処理され、入力情報を学習する機能はない。また、タンガロイが工具データや加工ノウハウなどを追加・更新することで、システム全体の機能を高める。

機械工具販売店にとっては、Gabbyを使うことで、顧客からの問い合わせへの迅速な対応や、営業担当者の技術知識の補完、提案品質の標準化などにつながる。

今後は、対応工具や加工分野の拡大に加え、eカタログとの連携強化、加工記録や過去事例を増やす考え。松本憲幸営業本部長は「単なる工具検索システムにとどまらず、製品情報、工具選定、加工事例、加工ノウハウ、外部AIを結び付けるエンジニアリング支援基盤へ発展させたい」としている。

日本産機新聞2026年9月5日号

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