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スイデン・川合 雄一常務取締役「ノンフロンを新たな選択肢へ」【特集:メーカートップインタビュー】
人と人とのつながりで認知拡大

–前期を振り返って。
昨年6月の職場における熱中症対策の強化などを背景に、2025年度3月期の売上高は過去最高を記録した。近年は3月あたりから夏物商品の需要が高まるため、それに備えて早期に在庫を積み増したことも奏功した。
–今年注力することは。
昨春に発売した「ノンフロン型スポットエアコン」の市場浸透に引き続き注力する。競合となる製品はまだない一方、認知度も十分とはいえない。一般的なスポットエアコンと異なり、フロン排出抑制法の対象外となるため、3カ月に一回の自主点検が不要で、廃棄時の特定回収業者への依頼や処理費用も必要ない。管理の手間やコストを抑えられるメリットを訴え、快適な職場環境づくりにつなげていく。
–どのように市場に浸透させていくのか。
当社は全国に30人規模の営業網を持っており、フェイスtoフェイスで認知度向上を目指す。営業支援システムも活用するが、人と人とのつながりを軸に市場浸透を進める。「人の力」を活用した地道な活動を続けたいと考えている。
–具体的な活動は。
販売店様主催の展示会に参加したり、ユーザー様敷地内での出張展示会にて、製品の説明やPRを行ったりする。昨年は150回以上参加した。来て、見て、触ってもらうことが目的だ。商品は実際に使わないと分からないことが多い。売上につながらなくても、真摯に対応することで当社のファンを増やせる。そうしたつながりが、次の案件や提案にもつながっていく。
–今後、どのような会社を目指すか。
これまで培ってきた営業力などを次世代に継承するための基盤を整え、まずは営業としての基礎能力の底上げを目指す。各自が持つノウハウを共有することで営業力の土台を強化し、営業品質の継続的な向上につなげる。営業を仕組み化し、ノンフロン製品の周知活動も継続的に強化する。
日本産機新聞2026年9月20日号
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