2026年7月17日(金)

日本レヂボン、レヂボン水魚会・支部総会を開催 生産能力増強で内外需を取り込む

日本レヂボン(大阪市西区、06・6538・0136)は6月10日、ホテルモントレ大阪(大阪市北区)で関西支部、中・四国支部、九州支部合同のレヂボン水魚会支部総会を開いた。日本や欧米市場でのシェア拡大や受注増に合わせた生産能力増強、成長領域の市場開拓や新製品の開発など今後の事業拡大に向けた方針を示した。

山﨑貴司社長

冒頭で山﨑貴司社長は「昨年は砥石、研磨布紙、ファブリックで複数の新製品を市場に投入し、順調に売上が拡大している。受注が好調なため今年度は生産能力増強が最優先の取り組みだ」と語った。

砥石事業では製造力を強化するため、砥石の製造を行う古川工場(岐阜県飛騨市)やタイの子会社ダイヤレヂボンタイランド(DRT)に昨年、自動化、DXのさらなる推進として生産効率を上げるための設備を導入。供給を増やすことで国内や北米での需要に対応し、双方でシェア拡大を目指す。昨年度は北米向け売上が前年比で大幅に増加。

研磨布紙事業では昨年、研磨布紙の製造を行うタイの子会社サイアムコーテッドアブレーシブ(SCA)に品質向上設備を導入。生産量が前年比で大きくアップした。三好工場(愛知県みよし市)からの生産移管も進める。「今後はSCAの生産部門を中心に再整備を実施し、グローバル市場で戦えるよう事業の再編を進めていく」(山﨑貴司社長)。

ファブリック事業では活況な半導体市場の需要に対応するため、古川工場と三好工場でエレクトロニクス向け製品の生産能力を増強する。

さらなる市場シェア獲得に向けて新製品の拡販にも力を入れる。砥石ではスパイダーネットにソフトタイプを追加するほか、グリーンエースプレミアムも幅広い粒度をラインアップ予定。ファブリックではシートやベルトなど汎用品の品ぞろえを拡充し汎用品分野を開拓する。

日本産機新聞2026年7月5日号

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