2026年2月16日(月)

オーエスジー 大沢  伸朗社長「全方位で新規市場開拓」【特集:メーカートップインタビュー】

「『Aブランド』を強化・拡充」

大沢  伸朗社長

注力していることは。

変化するニーズをいち早くキャッチし、スピード感を持って、期待以上の製品・サービスを提供することだ。中期経営計画では、経営基盤の強化にも取り組んでいる。

既存の顧客産業向けを大切にしながら、今後成長が期待される医療やモビリティ、AI・5G・半導体、エネルギー・環境、航空・宇宙など全方位的に市場開拓を進める。

商品別にみると。

まず、高機能で価格を抑えた標準品「Aブランド」の強化・拡充だ。売上高比率を現状の31%から、2027年度までに40%に引き上げたい。

また、微細・精密加工向け工具の開発・市場開拓に注力する。φ3㎜以下のタップ・ドリル、φ6㎜以下のエンドミルなどだ。ダイヤモンド工具や、硬脆材・高機能樹脂加工工具も想定以上に拡大している。今後、より小さく・軽量な製品が多様な素材で作り出されるだろう。GIGS活動や新しくグループに加わった企業のネットワークも強力な武器となる。

GIGS活動とは。

未開拓業種や新素材加工など、機械メーカーや川上企業と一緒に的確な加工ソリューションを提供するチームだ。微細精密加工や脆性材加工の分野で案件が増えている。

ジョブコーティングも。

世界16ヵ国34拠点で展開しており、日本国内でも金型の受託加工を始めた。今後5年で売上高を倍増させたい。そのうちの7~8割は金型で、大型化にも対応していく。

開発体制も強化した。

マーケットイン型開発を強化するため、商品別組織に改編した。主力のタップ開発者も倍増させた。2027年度までに世界シェア30%から40%に高めたい。

技術者が市場に積極的に足を運び、リアルなニーズを掴み、スピーディに製品を開発。Aブランドも含め、短サイクルでリリースする。製品自らがその性能で営業し売上げを伸ばすSSP型製品の開発にも注力する。

日本産機新聞2025年9月20日号

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