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OMJCリレーインタビュー 松川 社長(OMJC理事) 松川 浩章氏

1973年生まれ、兵庫県尼崎市出身。
大阪教育大学教育学部を卒業し、97年トヨタオート大阪。
翌年松川に入社し02年専務、11年社長。
趣味はアウトドア、ゴルフ、燻製作り。
尊敬する人、両親。好きな言葉は「義理人情」「働かざる者食うべからず」
家庭円満の秘訣は家族みんながお互いを思いやることだと思っています。困っていないか。悩んでいないか。疲れていないか。気持ちを推し量り、助け合う。そして言うべき時に「ありがとう」と「ごめんなさい」を言うことだと思います。
そう思うようになったのは結婚8年目に家族全員で行ったキャンプがきっかけです。真夏の舞鶴(京都府)の海で、太陽が照りつけ、風呂はないしトイレは衛生が悪い。僕も妻もキャンプは初めて。子供たち(三姉妹)も長女が小学生になったばかりで幼い。不慣れな環境に戸惑い、疲れも出ていました。
その夜、子供に強く叱ってしまったんです。喜ばせようと取り出した星座の早見表を子供が僕の手から奪うように取っていった。決して人に物を借りる正しい態度ではなかった。些細なことと思いましたが「間違っているよ」と叱りました。
ただ語気を強めて言ったのがいけなかった。精神的にも体力的にも疲れ、イライラしていた気持ちがそのまま言葉に移ってしまった。直後に心の中で「良くなかった…」と思いましたが子供はシュンとなって。気まずい空気が流れました。
子供もイライラしていたんです。それでも我慢していた。なのに僕が苛立って子供の微妙な心の変化を察することができなかった。「これはいけない」と反省しました。
それからは家族4人のそれぞれの気持ちを考えるよう心掛けています。キャンプでも日常でも変化に気づいたら「疲れていない?」「困っているの?」とそっと声を掛ける。すると心の内を話してくれたり気持ちを切り替えて我慢してくれたり。ちょっとした気遣いで空気が和んだりするんです。
苛立ちをコントロールするようにもしました。イライラしそうになったら別のことを考えたり離れた場所で心を落ち着かせたり。イライラして解決することはありませんから。
今では年に4回ほどキャンプに行きますが、以前よりも苛立ったりしないし、子供たちもご飯をつくったり服を干してくれる。互いに気を配り、助け合っています。
僕は2011年に父の後を継ぎ社長になりましたが、会社でも日々、社員の皆さんに声を掛けるよう心掛けています。そして今よりもっと互いに思いやり協力し合う会社にしたいと思っています。
※OMJCリレーインタビューは
前走者が次走者にインタビューのテーマを投げ掛け、バトンをつないでいきます。
次回は書記の平井泰彦氏(河田機工社長)。
前走者・松川理事の質問は「経営者としてどんな覚悟を持っていますか?」。
日本産機新聞 平成26年(2014年)2月25日号
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