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国内生産体制刷新へ
新PJ「OSG4.0」が始動
オーエスジー

オーエスジーは、国内生産体制刷新に向けて新プロジェクト「OSG4.0」を立ち上げた。80周年を終え「OSGがOSGであり続けるために!」という思い(石川則男社長)から、「信頼を未来へつなぐ」ことがテーマ。①器としての新工場②自動化→省人化③無人稼働の設備④デジタルですべてを繋ぐ…の4つのピースから成り、国内外でバランスよく投資してバランスよい成長を目指す。
11月にも新城に新工場
「OSG4・0」の“器の拡大”の一環として、現新城工場(愛知県新城市)敷地内に1万6300㎡の新工場建設に着工(1月)、11月完成を予定している。完成すると、4万8500㎡の「NEO新城工場」となり、タップ工場である八名工場から超硬タップを、大池工場から超硬ドリルの生産を移し、現新城工場内にあるコーティング会社のOSGコーティングサービスも拡大して、国内生産体制の刷新をはかる。
また、「自動車産業に支えられて成長してきたが、今後のEV時代を乗り切るために、新しいニーズにチャレンジし続ける。そして、顧客が求める納期にお応えすることが永遠の課題」(石川社長)とし、小ロットの試作品・特殊品と大ロットの量産品を両立させて生産性向上を図る。ワンファクトリー構想のもとに日本のマザー工場と世界中の工場を一体化させる。
同時に、製品データ、売上データ、製品固有の技術データなどをデジタル化し、全ものづくり情報の入出力を「OPDM(OSG Product Data Management)」で一本化。世界で活動する対面営業による小ロット受注も効率よく具現化する。最適生産計画を自動で作るスケジューラーを16年10月から大池工場で運用を開始しており、他工場にも展開中。機械の稼働状況はどこでもタブレット端末などでモニタリングできる。
同社は、NEO新城工場、台湾新工場、メキシコ新建屋建設を含め(約100億円)、今年220億円の投資を計画。3~4年かけて、全世界で約500億円の設備投資を予定。2024年には、72時間(金曜日夕方から月曜日朝まで)の無人運転比率60%以上、稼働率85%以上、そして原価率を10%低減し、大ロット・小ロットに関わらず品質・コスト・納期において顧客を満足させることができる生産体制実現を目指す。
2020年11月期までの中期経営計画で、売上高1500億円、営業利益300億円を目指しているが、「OSG4・0」は、その次のステップを見据えている。
日本産機新聞2019年2月1日号
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