シリーズ拡充や講習会 今年注力することは。 この数年注力してきた新たなタップブランド「Z‐PRO(ズィープロ)」の市場浸透を継続する。「Z‐PRO」はマシニングセンタなど機械加工に最適化したマシンタップ。セミロング形 […]
三菱マテリアル 萩谷 英史部長「新製品やセミナーで後押し」【特集:メーカートップインタビュー】
新規の獲得に注力

今年注力することは。
新規獲得にこだわりたい。まずは新規ユーザー獲得。次に既存顧客の新規案件も増やしていく。そのために、ユーザーの課題に合致した新製品を増やすほか、技術講習会を開催し、ユーザーとの接点を多く持ちたい。
具体的には。
新製品は2024度末から今年度末までに6000アイテムを発売する。旋削用インサートはPMK全ての被削材に対応できる製品をラインアップしたほか、小径で好評頂いている超硬ソリッドドリルの「DVAS」の汎用シリーズ、高機能超硬エンドミル「SMART MIRACLE」シリーズ、小物高精度加工用「XB」シリーズなどが代表的だ。ユーザーの高品位加工を支える製品群をそろえる。
技術講習会は。
今年は200回以上の開催を目標にしている。大規模なものから販売店が個別で開催するものなど、ニーズに合わせた形式で開く。地域や顧客の要望に沿った技術的なものが中心になる。
工具需要の動向をどう見るか。
自動車の電動化による部品点の減少など冷静にみると、国内の工具需要は今後大きくはならない。その中で国内トップメーカーとして何ができるかを追求する。ユーザーの要望に応じた工具やソリューションの提供に加え、超硬材料のリサイクル率を高める活動も行う。
どんなものがあるか。
例えば、工具寿命の計算や他社製品と比較し、工具選択ができるアプリ「TOOL ASSISTANT」を継続して強化する。熟練技術者が減る中で、現場の若い技術者が工具選択をしやすくなり、販売店の営業担当者も最適な工具を選択できるので、工具提案をする際に役に立つと思う。
その他には。
今年7月にブランド名を8年近く使ってきた「DIAEDGE」から「三菱マテリアル」に移行した。グローバルで認知度が高い「三菱」とすることで、世界中での拡販につなげていく。
日本産機新聞2025年8月20日号
新しい分野に商品展開 今年注力することは。 一言でいえば新規開拓だ。そのためにキャンペーンや代理店・特約店向けの勉強会、新分野の開拓に力を入れ、ダイジェット工業の商品や会社をより知ってもらう。 キャンペーンの狙いは。 ま […]
工具からソフトウェアまで一気通貫 昨年を振り返って。 6月にコロマントセンターが再始動し、自動車や航空機、ギア加工関連など産業別、加工別でイベントを行うことができ、販売促進につながった。また、社員教育に力を入れ、初級、実 […]