北越工業(新潟県燕市、0256・93・5571)は4月1日、社名を製品ブランドと同じ「AIRMAN(エアマン)」に変更した。新たな社名のもと、成長に向けた投資を行い、社会環境や顧客の変化に対応しながら事業を拡大していく。 […]
注目8社の出展製品【特集:MEX金沢2025】
次世代技術がここに集結!
MEX金沢2025(5月25〜17日、石川県産業展示館)には、工作機械や切削工具、工作機器、測定機器など過去最多の275社・4団体が出展する。自動化や工程集約、微細精密、省エネ、環境改善などの最新技術が披露される。その中でも注目が集まる8社の出展製品を紹介する。
アルプスツール 小間番号 3-002

主な出展製品
ARコレット、ナイスミルシリーズ(ドリルホルダー・タップホルダー・ナット)、ALPS CAPTO、AQTシステム、焼きバメ装置ISG1000‐208V。
特長・見どころ
ARコレットはCNC旋盤、マシニングセンタ等に装着する高精度で耐久性の高い、把握代1㎜のマルチコレット。ナイスミルシリーズは、ツーリングに最適なドリルホルダー・タップホルダー・ナット。ALPS CAPTOは、ポリゴン形状2面拘束カップリング。加工コストの低減、生産性の向上に貢献する。
櫛歯旋盤用ホルダーAQTは、システム簡単操作で正確な芯高調整が可能。サーモグリップ加熱冷却装置ISG1000‐208Vは、機能を絞って初めてでも使い易い、軽量・コンパクトなエントリーモデル。
エヌティーツール 小間番号 1-030

主な出展製品
複合旋盤用クーラント増圧ツール、CNC旋盤用ツーリングシリーズ(ハイドロベースホルダ、ハイドロチャック、クーラントバイトスリーブ、クイックチェンジシステム)など。
特長・見どころ
同社が注力する多種多様な旋盤用ツーリングを披露。NCツーリングで培った技術を旋盤の世界に持ち込み、今までにない加工課題の改善案を提案する。
例えば、「ワークへの切屑巻き付きを防止したい」、「刃物台の精度出しを簡単にしたい」、「サイドロックよりも高精度なホルダが欲しい」、「クーラントバイト使用時のクーラント漏れをなくしたい」、「工具交換時間を短縮したい」など、旋盤加工に関連する現場の課題解決に訴求する。
オーエスジー 小間番号 1-009

主な出展製品
Aブランド製品(Aタップ、Aドリル、Aエンドミル、Aスレッドミル)、インデキサブルツール、硬脆材加工用工具「6C × OSG」、工具管理DX「MONOlithbox」(写真)など。
特長・見どころ
オーエスジーブースでは、加工コスト低減につながる最適工具、加工技術を提案する。
Aブランド、微細精密加工用工具、硬脆材加工用工具、環境に配慮した工具を展示する。
またブース内では、工具の発注・管理を手軽に自動化・省人化する工具管理DX「MONOlithbox」(モノリスボックス)のデモ実演も行う。
お客様に最適な加工を提案させて頂きますので、オーエスジーブースへお気軽にお越しください。
オークマ 小間番号 3-101

主な出展製品
複合加工機+ビルトインロボット「MULTUS B250Ⅱ ARMROID」。
特長・見どころ
「MULTUS B250Ⅱ ARMROID」は、複合加工機の加工室内にロボットを設置し、安全柵が不要な省スペースの自動化システムを実現する。
シャフトやフランジといったワークに対応する。ガイダンス入力で誰でも簡単にロボットプログラムを作成可能。専門スキルが無くても、導入時の立ち上げや導入後の対象ワークの変更がシステムインテグレータなしで完結できる。
機械前面にあるワークストッカを移動すれば、単体機とロボット自動化セルを簡単に切り替えられ、工場の生産状況に合わせてフレキシブルに対応できる。
大昭和精機 小間番号 1-002

主な出展製品
メガチャック、SFハイドロチャック、ハイドロチャック、スマートダンパー CKボーリング、スクリュオンホルダ、アングルヘッド、バリ取り・面取りツール各種、ツールプリセッタほか。
特長・見どころ
小径から大径加工まで、マシニングセンタ、複合加工機、CNC旋盤で使用するツールホルダを各種一堂に展示する。
横形マシニングセンタにおける大型ワークの加工に最適な「スマートダンパー」(写真)は突き出しの長い加工でもびびりを抑え、快適な切削加工が行える。
他にバリ取り・面取りツール、高精度フライスカッタ、コンパクトセンサ、製造情報管理のファクトリーマネージャーまで幅広い製品群を取り揃える。
トクピ製作所 小間番号 3-008

主な出展製品
超高圧クーラントユニット「HIPRECOシリーズ」。
特長・見どころ
最大30MPaの超高圧クーラントで効率的な切削・研削加工を提案。
切削加工では、クーラントを工具の刃先に直接噴射し、冷却効果を高めて工具寿命を延ばす。また、液圧により切屑の排出を助けるだけでなく、切屑を細かく分断し、工具への巻き付きを防ぐ。
研削加工では、砥石表面にクーラントを噴射し、切り屑や砥石の破片を効率的に除去することで、ダイヤドレス作業の工数を大幅に削減。従来の研削加工では目詰まりを防ぐため平均140個の加工ごとにダイヤドレス作業が必要のところ、超高圧クーラントでは、最大2000個の加工まで(同社調べ)目詰まりせず、長時間の安定した高精度加工が可能となる。
冨士精密 小間番号 3-060

主な出展製品
単品部品で組付け可能なベアリング用ゆるみ止めナット「FINE U‐NUT」、ゆるみ止めナット「U‐NUT」など。
特長・見どころ
あらゆる産業機械の「動力」を生み出すベアリング用ゆるみ止めナット「FINE U‐NUT」を中心に紹介。フリクションリング(特殊ばね)のゆるみ止め性能により単品部品で組付けが可能。従来必要とされたシャフトのキー溝加工や歯付き座金も不要で、部品管理・作業手順・事前加工の煩雑さを解消し、トータルコストの削減に貢献する。
ブース内では「FINE U‐NUT」の回転耐久試験の実演を行うほか、バリエーションが豊富なプリベリングトルクタイプのゆるみ止めナット「U‐NUT」も併せて展示する。
ブラザー工業 小間番号 4-017

主な出展製品
U500Xd2‐100T+PC‐1(100本マガジン搭載モデルとパレットチェンジャー)、W1000Xd2、M200Xd1‐5AXなど。
特長・見どころ
新開発の100本マガジン「100T」搭載モデルとパレットチェンジャー「PC‐1」を展示。独自の機構でタレットマガジンに28本、左右工具ストッカに各36本の工具収納できる100本マガジンとパレットチェンジャーを組み合わせ、多品種小ロット生産に対応。省スペース設計で、パレットの治具搭載サイズは幅200×奥行き200×高さ200㎜、パレット最大40枚収納でき、多品種小ロット生産で段取り工数の大幅な削減に貢献。重切削向けのW1000Xd2や複合加工機M200Xd1‐5AXのデモ加工も実施する。
日本産機新聞 2025年5月5日号
海外のアフターサービス強化を推進 回転センターメーカーの二村機器は各種パーツ交換や交換後の精度調整などアフターサービスを充実させることで、長く製品を活用してもらい、イニシャルコスト削減やSDGsに貢献している。 「昨今、 […]
簡易点検や廃棄の手間ゼロに 業務用のスポットエアコンでは冷媒としてフロンガスを採用しているために、定期的な簡易点検や、廃棄時にガスを回収する手間やコストがかかる。それらの作業を手間だというユーザーは多い。 今春にスイデン […]