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象印チェンブロック レバーホイスト「YAD-25」新発売
自重1・58㎏の小型軽量化を実現
象印チェンブロック(大阪府大阪狭山市、072・365、7771)はこのほど、YAD型レバーホイストシリーズに新モデルの「YAD-25」を追加し、6月1日より発売した。定格重量250㎏で標準揚程は1m。自重1・58㎏の軽さで、上フックからレバー先端までの本体サイズも240㎜とコンパクトなため、狭いスペースでも扱いやすく、作業者の負担軽減に貢献する。
ロードチェーンには、専用の線材を用い独自の製法で製造した高強度・高品質なチェーンを採用。線径3㎜の細さで、チェーンの高強度化を図り、本体サイズの小型化と軽量化を実現した。

また、線径3㎜のチェーンを採用したことで、チェーンのラチェットピッチを小刻みにでき、三重式減速機と合わせて、吊り上げ下げ時の位置調整を細かく行える。「あと一締め」という微操作が可能になった。
強制遊転機能を搭載し、チェーンに張力がかかっていない状態で切り替えつめを「ニュートラル」にすれば、本体の姿勢に関わらず、チェーンの長さを自在に手操作で調整出来る。直感的な操作性能は同社の製品に共通する特長だ。
チェーンには無電解メッキ、ボディ部分には電着塗装を施し防錆性も向上。上下のフックには、先端が短く横ずれを防ぐ外れ止めを採用し、安全面も強化する工夫をしている。
大阪営業所の大森宗和所長は、小型軽量化によって狭所や高所での作業を容易に行える点を優位性に挙げ、「一般的な荷締め用途だけでなく、配管や電線工事での部材・線材の引き寄せ作業にも活用できる」と用途拡大をイメージする。
また、津田晴將社長は、「今回の発売に先立ちいくつかの展示会で披露したが、いずれもご好評を頂いた。従来品のミニチュア版といった感じでとにかく小さく扱いやすい。今年はメカトロテックのほか、鉄道や建設関連の展示会にも出展を予定しており、ぜひ会場で直設触れて性能を体感してほしい」と語った。
日本産機新聞 2025年6月5日号
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