流通と連携し回収 超硬工具メーカーが、超硬工具の主原料であるタングステンのリサイクルに力を入れている。地政学的リスクに左右されずに安定して生産できる体制が必要と判断。工場を新設したり、商社や販売店と連携しスクラップの回収 […]
イーグルクランプ 津山 信治社長「品質管理を強化」【特集:メーカートップインタビュー】
「品質管理を強化」

今年注力することは。
「品質管理」を充実させ、顧客満足度とブランド力を向上させる。製品の品質はもちろん、仕入先、商社、販売店、当社のクランプを知らない人などすべての人に満足してもらうため、全ての業務の品質を高める。当社は「安全」という企業理念を掲げているが、モノの質だけで安全は守れないため、モノに加え、ヒトとコトを含めた総合的な品質に取り組む。
具体的には。
昨年、内部品質監査を専門に担う「品質管理室」を新設し、3名体制で今年の4月から業務を開始した。現在は社内規定や品質規定など全ての規定の見直しを行っている。
会社のブランド力を上げるためには、社内の一部だけでなく開発、製造の工程に加え、出荷、営業、保守、コンテンツの提供、広報活動、ひいては総務、管理に至るまで会社全体の業務の品質を向上させなければならない。品質管理室はその中心となり各部門の取り組みを周知・監査し、必要に応じて改善を提案する役割を担っている。
品質管理を充実させる理由。
3年後の中期経営計画の目標を達成するためだ。そのために「既存市場のシェア拡大」「海外市場の開拓」「新規事業の立ち上げ」の3つの取り組みに注力していく。品質の向上はすべての取り組みにつながる。
どう繋がりますか。
業務品質を向上し会社のブランド力とユーザーの満足度を上げることで、当社の製品を使ってくれる人が増え既存市場のシェア拡大につながる。海外市場の開拓も同様で、ブランド力を上げることで目を向けてもらいやすくなり、商品が選ばれやすくなる。ブランド力が高い=ユーザーから信頼されているので新規事業も立ち上げやすくなる。
新規事業について。
今は新しい事業を模索している段階。クランプに限らず、世の中が欲しがっている、もしくは気づいてないけど欲しがる製品を安全性にこだわりながら作りたい。
日本産機新聞2025年9月20日号
国内循環フローの確立が急務 タングステン価格の高騰や調達の難しさは今も続く。その対応策として、国内での超硬工具のリサイクルは欠かせない。日本機械工具工業会では今年5月にリサイクルを推進すべく「改定版リサイクルガイドライン […]
タングステンの調達が困難になるなかで、超硬に代わるサービスや製品を推奨する動きも進んでいる。使用済み切削工具を回収し再研磨などをして再び使えるようにしたり、硬さと耐熱性を兼ね備えるサーメット工具を提案したり。タングステン […]






