イノフィス(東京都新宿区)は今年8月、腰補助用装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」の新しいモデル「GS-BACK」を発売した。既存モデルの「Every」に比べ、軽量で動きやすく、これまで以上に幅広い現場での活用が期待さ […]
ファン獲得の仕組みづくり
セコ・ツールズ・ジャパン 靏久 達也 社長
新社長に聞く2017
「セコ・ツールズのファンを増やしたい」。そう話すのは、今年7月に日本法人の社長に就任した靏久達也氏。航空機、発電分野の難削材加工では圧倒的な強みを持つ同社の切削工具。より多くの人に届け、良さを実感してもらうための仕組みづくりに挑む。
高校、短大、大学の10年間を単身アメリカで過ごし、大学卒業後、機械工具商社のNaITOに入社。海外部門の部長や、ベトナム現地法人の社長を歴任。海外市場の開拓や輸入商材の開発などに取り組み、同社の海外ビジネスの基礎を築いた人物と言っても過言ではない。
機械工具商社出身ということから、自身に課せられた役割として「今後の流通戦略を描くこと」を挙げる。現在、同社の流通形態は、商社や販売店経由が9割、直需が1割。「我々の製品を上手く販売していくためには、どういう形がベストなのか。これから探っていく」。
競争力ある分野を模索
就任後に取り組んでいる一つとして、販売店や商社などの取引先を出先も含めて一件ずつ訪問している。「自己紹介に加えて、課題や要望を聞くなど流通の方々としっかりとコミュニケーションを取ることで、当社が抱える課題を明らかにし、今後の方向性を定める参考にしている」。
また、競争力のある分野も改めて模索する。「航空機、発電分野は当社にとって譲れない領域の一つだが、さらに他の追随を許さないダントツの製品や市場を見つけていきたい」。今秋には、ソリッドや刃先交換式工具の新型など新製品を約15アイテム発売する予定だ。
「“困ったときのセコ”というイメージが定着しているが、それでは永遠に2番手、3番手。やはり第一に声を掛けてもらえるようなメーカーになりたい」。そのために、セミナー、流通戦略、販促活動など、様々な方策を考え、セコ・ツールズの魅力を広める仕組みを築いていく。
日本産機新聞 平成29年(2017年)10月15日号
TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]
ツーリングメーカーのエヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は福岡県筑紫野市に九州事務所を開設し、九州地域での迅速かつ細やかなサービスを提供することで顧客の課題解決に応えていく。住所は福岡県筑紫野市原田 […]