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牧野フライス精機・清水 大介社長「自動測定・補正システム拡販」【特集:メーカートップインタビュー】
側面視機能をリリース

–今年注力することは。
工具研削盤に搭載される「内蔵型マイクロビジョンシステム monocam2」の販売に力を入れる。加工中の工具をカメラで自動測定し、規格から外れた場合はプログラムに補正をかけて次のワークを自動補正するシステムだ。研削液のミストが充満する過酷な環境でも、カメラで測定できる点は他社にない強み。リリースから6年以上経つが、追随する製品は他にない。
–注力する理由は。
人手不足が深刻化する中、自動化の要望が年々強まっているためだ。ローダーや砥石交換装置に加え、機内での自動測定・補正が可能になれば、自動化の領域をさ
らに広げることができる。
–システムの新機能は。
工具の側面から自動測定・補正する「側面視」機能をJIMTOFで初披露する。従来はドリルの正面視のみの測定であったが、エンドミルの外径やコーナーRなども測定可能になる。
側面視機能はバックライトや光の直進性などを考慮する必要があり、高い技術が求められる。社内で長期間にわたって検証を重ね、ようやく形になった画期的な機能だ。小径工具に対応する「内蔵型マイクロビジョンシステム nanocam」もJIMTOFで初出展する。高倍率レンズにより、工具径Φ0・1ミリの測定が可能だ。
–どのように拡販するか。
実物を見てもらうことが普及の近道になるため、展示会などを活用し拡販する。JIMTOFでは、内蔵型マイクロビジョンシステムを搭載した工具研削盤を使い、デモンストレーションを行う。研削液のミストが充満する機内環境でも、問題なく使用できることを体感してもらいたい。
–今後については。
内蔵型マイクロビジョンシステムの搭載率を高めたい。人手不足の解決に貢献する技術として、自動化提案の柱へと育てていく。
日本産機新聞2026年9月20日号
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