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象印チェンブロック「軽レールクレーン&スライドグリップ」【特集:現場を支える安全技術】
既設工場にも簡単導入 吊り荷操作が片手で完結
工場では複数の機械で1台の天井クレーンを共有することが多く、「クレーン待ち」が稼働率低下の一因となっている。こうした課題に対し、象印チェンブロックは機械ごとに設置できる「軽レールクレーン」と電気チェーンブロック「スライドグリップ」を組み合わせ、稼働率の向上と労働安全の両立を提案する。

軽レールクレーンは大掛かりな設備投資や設置工事を伴う天井クレーンと比べ、既設設備にも導入しやすい。前後左右の直線移動だけでなく、曲線を描くような自由な操作が特長だ。
高強度鋼製のレールを採用し、設置サイズは最小1m四方から大きなものでは幅10m、長さ50〜100mまで柔軟にカスタマイズできる。梁がない現場には、スタンド付きの櫓(やぐら)タイプも提案する。
サスペンションにはボルトが緩んでもレールの落下を防止する構造を採用し、安全性をさらに高めた。
チェーンブロックを取り付けるトロリには樹脂製滑車を採用し、レール形状も最適化。移動時の抵抗を抑え、女性や高齢者でも軽い力でスムーズに操作できる。
「スライドグリップ」は下フック上部に取り付けたグリップを上下に操作するだけで、吊り荷の昇降ができる。特長は片手で吊り荷を保持しながら昇降操作が完結する点だ。

従来の押しボタン式では操作器を持つため片手がふさがるが、スライドグリップは荷と一緒に移動しながら直感的に操作できる。巻き上げ速度は毎分1〜13mの範囲で調整でき、定格荷重は100㎏と250㎏を用意する。過負荷を防止する「トルコン機能」も搭載する。
日本産機新聞2026年8月20日号
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