失敗を許容できる空気が人材育成のヒント このコーナーを担当して管理職に課題や悩みをヒアリングするのが常になっている。最も多いのは育成や若手のサポートが難しいという声。管理職は40代以上が多く、昭和世代の上司に育成されてき […]
東洋炭素が炭素繊維の熱処理トレイ
金属の1/5の軽さ
耐熱温度2000℃
東洋炭素(大阪市西淀川区、06・6472・5811)が、炭素繊維強化炭素複合材(C/Cコンポジット)を材料に用いた金属熱処理トレイの拡販に力を入れている。金属トレイと比べてワークの積載量を増やし、加工品質を高めることもできるメリットを生かし、熱処理の生産性改善策の一つとして、自動車部品などのメーカーに売り込む考えだ。
このトレイは同社が手掛けるC/Cコンポジットで製作。C/Cコンポジットは耐熱性能が極めて高く(2千℃)、軽い(金属の約1/5)のが特長。このため熱処理で高温になっても変異せずワークに歪みを与えたりすることが無く、また最大積載量に対するトレイの重量を減らしてワークの積載量を増やせる。
例えば、自動車部品や金型などの熱処理で、元の状態の形状や寸法をほぼ維持し、生産数量も大幅に増やせるという。自動車部品や金型などのユーザーには、既存の工業炉による改善方法としてアピールしていく。トレイは、ユーザーの要望に合わせてオーダーメイド品をつくる。
日本産機新聞 平成28年(2016年)7月25日号
従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]
精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]






