10月1〜3日、インテックス大阪 インテックス大阪(大阪市住之江区)で、今年も「ものづくりワールド大阪」(主催:RX Japan)が開催される。会期は10月1日(水)から3日(金)までの3日間。10の展示会で構成され、約 […]
明治機械製作所 福田 浩二社長「今年はベース作りの1年」【特集:メーカートップインタビュー】
「人材育成でボトムアップを」

社長に就任して。
これまで『特殊の明治』と『海外強化』を軸に据え、成果も出始めている。空気圧縮機はレーザー加工機向けブースターコンプレッサが伸びたことで特殊比率50%に達した。海外強化もSNSを通じ、スペイン、アメリカなど売上を伸ばし、海外比率は9%まで到達している。今後も特殊比率の拡大、海外市場の開拓を視野に、今年は中長期的な成長を遂げるベース作りの年と考えている。
注力することは。
ニーズの多様化やSDGsに貢献する製品開発を進めている。空気圧縮機ではエンジン駆動コンプレッサの電動化、塗装機器は食品関連向けに節水効果製品のリニューアルや水性塗料用スプレーガンの開発を行っており、製品を通じて社会や環境に優しい企業を目指す。
現状の課題は。
部署間のコミュニケーションが闊達でないと開発遅延、市場ニーズに対する認識のズレが生じる。そこで新たな営業支援ツールを導入し、業務効率化、情報共有化を図り、全員の足並みを揃えたい。
また、若手社員の個性、自己実現、モチベーション向上につながる仕組みも不可欠。社内プロジェクトとして新たな人事評価制度を設ける。全員が開発・経営の意識を持つことは理念である『自主創造・開発一路』の精神にも通じ、新しいことにチャレンジできる土俵を作っていきたい。
営業施策としては。
今期は100周年モデルのスプレーガンF111の販売やブースターコンプレッサのブロー成型用や船舶向けの用途拡大にも注力する。海外比率を高めるために各市場に応じた製品仕様などバリエーションも増やしていく予定だ。
さらにはマーケティング強化を図り、従来方法のみならず、SNS、メルマガなどデジタルマーケティングに注力しながら新規開拓を図ることで、今期は6年連続増収となる売上高44億円(前期比5%増)を目指す。
日本産機新聞2025年9月20日号
「『Aブランド』を強化・拡充」 注力していることは。 変化するニーズをいち早くキャッチし、スピード感を持って、期待以上の製品・サービスを提供することだ。中期経営計画では、経営基盤の強化にも取り組んでいる。 既存の顧客産業 […]
「バッテリー駆動式で工具のような操作感」 今年、注力することは。 新型の電気チェーンブロック「CEM形」の12月発売に向け、生産を本格化させる。 どのような製品か。 バッテリー駆動式と無線操作によるコードレス化を実現し、 […]