15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]
労働安全に貢献する注目3社の製品【特集:提案広がる労働安全】
日本レヂボン「貼るだけでスリップ事故防止」

「ノンスリップテ—プ」は、階段や倉庫、製造現場の機械周辺の足場、浴槽周りの床などに貼りつけておくことで、床が滑りにくくなりスリップ転倒事故を防げる。テープを貼るだけの簡単な作業で労働安全を高める。
「止まれ」や「足元注意」などメッセージがついたタイプもあり、注意喚起することで通行者を安全な場所に誘導できる。ラインナップも豊富だ。危険な箇所が目立つ黄色と黒のトラ柄、非常階段では縞鋼板にも密着して貼れるアルミタイプなど、利用するシーンに合わせて選ぶことができる。
厚生労働省の「令和2年 労働者死傷病報告」のデータによると、職場における労働災害で転倒事故は25%を占める。転倒事故の3大原因は「滑り」、「つまずき」、「踏み外し」。同製品を床に貼ることでそれらのリスクを軽減でき安全対策につながる。
ハタヤリミテッド「LED照明で全方向点灯」

自立式かつ長時間連続点灯をテーマに、軽量・小型化や台車で移動可能な機動性を兼ね備えた。
主な特長は、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、ファンレス構造で高さ2・2mから360度全方向点灯が可能だ。明るさも3段階調整で、9~36時間の長時間連続点灯することもできる。
また、IP65で屋外使用もでき、総重量は19㎏と台車による機動性にも優れる。灯体は取り外し可能で、LED単体としても利用可。最大3台まで段積み収納できるなど収納性も向上した。
他社製に比べ全光束130%向上や連続点灯(ターボ時)が9時間ほか、バッテリーは脱着可能で使用場所を問わず、残量表示付きなど優位性を持つ。発電機を使用しないため、工事現場の騒音や異臭をなくし、CO2排出削減にも効果あり。
富士製作所「重量物を安全にけん引・吊り上げ」

重量物のけん引や吊り上げ作業を安全に行える電動ウインチ。電動化することで、作業の効率化や時間短縮のほか、作業者の負担を減らすことができる。
ビルトインモータとドラムを並列に配置する独自設計でコンパクト化を実現。省スペースや狭い場所での設置を可能にした。アルミのモータハウジングやギヤボックス、エンプラの電装品ケースの採用などで軽量化を図った。また、高性能電磁ブレーキの採用や、容易なロープ取付方法、クラッチ機構(オプション)などで安全性を高めた。
シリーズは単相100V仕様の「SX型」と三相200Vの「TX型」の2つで、荷重は150㎏~1t用までをそろえた。ワイヤー2本引き、ドラム形状変更や400V対応などの特殊仕様や海外仕様など受け付けている。
日本産機新聞2025年8月20日号
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