製造業の課題解決を後押し 10の専門展示会に1800社が集結 10の専門展示会で構成される「ものづくりワールド[東京]」は、機械や工具、ソフトウエアやシステムメーカーなど、製造業に関連するさまざまな企業が出展する。出展内 […]
【メーカートップインタビュー】カワタテック社長/川田昌宏氏「デジタル推進を継続」
社内の生産性向上へ

今年の取り組みは。
昨年に引き続き、社内のデジタル化を推し進め、生産性向上を図っていく。
主な取り組みは生産現場のペーパーレス化、生産の見える化、工程管理、情報機器の更新などで、専任の担当者を設け、新しいシステムも導入し、改善と強化を図っている。
取り組んだ背景は。
当社は大型旋盤向けのチャックやパレットチェンジャーなどを主力とする受注生産型メーカーで、利益を上げるには在庫を最小限に抑え、効率良く生産することが必要だ。
これまでは受注状況によって昭和的な徹夜作業も残り、生産性を上げることが難しかった。デジタル化を進めることで、仕事の標準化や人手不足に対応し、社員への負担を減らしたい。また、効率化を図ることは生産能力の強化や短納期化につながる。若手デジタル人材も育成し、23年をめどにデジタル面を強化する。
現状の成果は。
生産現場をデジタル化したことでペーパーレス化が進んだ。また、生産の進捗管理や機械の空き状況の可視化も徐々に機能している。担当ごとにバラついていた仕事量も最適な人員配置ができるようになり、仕事の平準化につながっている。続けて、各部門で担当していた部品の在庫管理を一元化し、社内の情報共有化を進めたい。
営業や販促活動では。
これからの時代、営業面もデジタル活用は重要。まずは当社の製品を解説する動画を作成し、ホームページ上にアップすることで、コロナ禍で訪問できないユーザーや新規ユーザーに当社製品を知ってもらう機会を作る。動画の専門家にも依頼し、クォリティの高い動画を作りたい。
さらに、今年はJIMTOFの年でもある。昨年発表した「クイックチェンジパレットシステム」をはじめ、「段取りステーション」や「フローティングチャック」などの参考出品も多数披露する予定で、販促活動にも力を入れていきたい。
日本産機新聞 2022年9月5日
ギアチェンジは必要 日本能率協会の2023年の調査によると「管理職を目指したくない」と答えた一般社員の比率は77・3%で、5年前と比べ、5%も上昇したという。一般社員から見ると管理職が「魅力的ではない」と映るようだ。 「 […]
資材の荷受け場などで人手不足に困っているが、プログラム設定が必要で高額な無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)の導入に二の足を踏んでいる。そんなユーザーに今人気なのが、日伝(大阪市中央区、06・7637・700 […]