2026年11月3日(火)

エヌティーツール MC用高圧洗浄ツールを発売

部品に残った切屑を除去

アドヴィックスと共同開発

エヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は自動車用ブレーキシステムを手掛けるアドヴィックス(愛知県刈谷市)と共同開発したマシニングセンタ用高圧洗浄ツール「Boost Master(ブーストマスター)」(写真)を発売した。マシニングセンタで加工後の部品に残った切屑の除去を機械1台に集約し、工程改善による生産性向上や大幅な省エネなどカーボンニュートラルの実現にも貢献していく。

自動車産業など機械加工現場の切削や穴あけ加工ではマシニングセンタが幅広く使用されており、従来、加工後の部品の洗浄は高圧洗浄機を使った手作業が一般的だ。

Boost Masterはマシニングセンタ機内に取り付け、加工から洗浄まで1台に集約し、生産性向上などに貢献できる。特長は
①切屑を狙い撃ち除去(φ7深さ100㎜穴底の切屑も0.5秒で除去)
②工程集約・作業改善で生産性向上(高圧洗浄機レス、遊休マシニングセンタの活用)
③洗浄工程の使用電力の大幅低減(機外高圧ポンプ、冷却装置不要で製造現場のカーボンニュートラルに貢献)
④設備の稼働率向上へ(切屑が原因の故障による停止ロス低減、刃具同等の段取り性能)があり、クーラント(1.5MPa以下、3ℓ/分以上)を噴射機構部にあるギヤポンプで増圧し、最大15MPa(連続)で噴射し、切屑を除去する。

同製品の製造、販売、保守サービスは工作機械用ツーリングを手掛けるエヌティーツールが担い、初年度1000台の販売を目指す。また、同社とアドヴィックスは大型マシニングセンタに対応するBoost Masterの次世代モデルの開発を進めており。製造現場にイノベーションを起こし、効率的な生産ラインの実現を図っていく。

日本産機新聞 2021年8月20日

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