機械工具販売店が人材採用と育成に力を入れている。人材の確保・定着が課題となる中、採用拠点の開設やSNSを活用した情報発信など各社が独自の施策を展開し、将来の成長につなげる。事業の持続的な発展を見据え、人材戦略を進める販売 […]
アヅマネジ 清掃楽に、段取り時間短縮
ボルト穴にはめて、切粉や油溜まり防ぐ

切削加工機内の六角穴付きボルトの六角穴にはめれば、六角穴の中に切粉や油が溜まらなくなる。ねじ商社のアヅマネジ(東京都墨田区、03-3624-7447)が独自製品として販売する「リセスインナー」が話題となっている。切削加工現場では加工機内の清掃が楽になり、段取り時間の短縮
につながっているという。
2019年から販売を開始。当初は公共遊具や自転車の六角穴付きボルトの六角穴に取り付け、いたずらや盗難を防止するために開発された。しかし昨年頃から、こうした用途に加えて、「工作機械向けの引き合いが増えてきた」(篠﨑隆広常務)。
これまで切削加工機内の六角穴付きボルトの六角穴は、切粉や油が溜まりやすく、段取り時の清掃に手間がかかっていた。また、切粉はエアブローで飛ばすため、加工機内で跳ね返り、作業者に当たる危険性があった。
「リセスインナー」は簡単に六角穴を埋めることができ、取り付けることによって油や切粉溜まりが低減し、清掃時間を短縮する他、エアブローによる切粉の跳ね返りも低減させるため、安全性も向上する。「後付けが可能で手軽に導入できるところが切削加工現場で評価されているのだと思う」(篠﨑常務)。
製品ラインアップは樹脂製、鋼製、ステンレス製の3種類。用途に応じて使い分けることができる。鋼製とステンレス製は専用工具で取り外し可能。また、樹脂製はこれまで白色のみだったが、今年から黒色も販売開始した。樹脂製はM5~M16の6サイズを揃え、1ユニット(6個入り)で販売している。
日本産機新聞 2021年8月5日
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