ミスミグループ本社は4月から、自動販売機による間接材の調達コストを削減するサービスを開始した。ユーザーの工場に自動販売機を設置し、発注頻度の高い商品を中心に販売する。発注や在庫の手間、不正な商品の購入防止につなげる。間接 […]
過ぎたるは及ばざるがごとし 自分は“まだまだ”と認識 -仕事考-
プライド
「プライド」。良い意味でも悪い意味でも使われる。辞書は「誇り」や「自負心」と同義とある。一方で「傲り」という意味もある。自尊心が高すぎることを指す。仕事にプライドを持つことは大切。ただし、過度な誇りや自尊心は、他人から見捨てられたり、協力をしてもらえなかったりする。
人間は、自分を過大評価する傾向が強い。入社して数年たって仕事をこなしている人や、自分がこの会社を背負っていると思っている人、理想ではないが過不足なく生活ができている人などは要注意。上司から注意される。叱られたことがあるだろう。それを「自尊心が傷つけられた」「上司はわかっていない」と思うと、怒りがわいてきて上司からのアドバイスは心に残らない。自己防衛本能が強い人は、無駄な言い訳に終始してしまう。成長につながらない。
「自分はまだまだ足りない点がたくさんある」という謙虚な気持ちがあれば、過度なプライドを捨てられるし、恥もかける。上司の注意も素直に聞き入れることができる。
無駄な見栄を捨てれば、手に入れられることも増えてくる。「ダメ人間」とは全く意味が異なる。
ところが、高いレベルの環境に身を置いた人、大きな挫折を経験したことがない人は、なかなかプライドを捨てることは難しい。大方は、「そこそこのレベルではある」と思っている。そこで、他人と比較するのではなく、未来の自分の姿(理想や目標)と現在の自分を比較する。そうすることで劣等感や嫉妬心を感じずに、理想の自分になるために何が必要でどうすればいいのか・・・ということも考えるようになる。前向きな姿勢になれる。
自分には足りないところがたくさんあるという認識は、学びの動機につながる。何か問題を起こしても、「足りない自分だから、うまくいかないこともあるさ」とクヨクヨせず、次はうまくいくように考える。勉強もする。プライドを捨てると可愛いので「仕方ない。教えてやるよ」と助けてもらえる。そして成功体験を積み重ねて、プライドを作っていけばいい。
日本産機新聞 2021年7月5日
物流強化に動く卸商社 卸商社の機能として昔から言われる「人・モノ・金・情報」。中でも、近年は「モノ」である物流機能の強化に動く卸商社が増えている。 背景の一つには顕在化してきた「物流2024年問題」がある。いまや配送業者 […]
機器と電気の知見を融合 伝導機商社のタツタ(大阪市西区、06・6538・3131)が制御や電気関連に強い企業のグループになって1年半。社長に就いて約1年を経て、碓井克久社長は「それぞれの強みである機器と電気の知見を融合さ […]