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形状部と側面部、1台で −牧野フライス製作所 −
中大型金型向け立形5軸MC
牧野フライス製作所はこのほど、中大型の金型向けの5軸立形マシニングセンタ「D2」(写真)を発売した。独自の構造を採用し、金型の形状部と横形MCで行っていた冷却穴などの側面部の加工が1台ででき、段取り替えの大幅な削減につながる。自動車の内装やランプ、ダイカスト型など中大型の金型向けに提案する。
高さ方向800㎜のあるヘッドランプの金型や、電気自動車(EV)のバッテリケースにアルミを採用する動きがあるなど、自動車部品向けの金型では大型化が進んでいる。
D2ではこうしたニーズに対応するため、ワークは径2100㎜×高さ1700㎜のサイズとした。ワーク積載重量も同社の大型5軸立形MC「V90S」の2倍となる10トンまで引き上げた。
コンパクトで高剛性なヘッド構造を採用したことで、高高速工を可能にした。側面加工を行うために、テーブルに回転軸と、Z軸を移動させるためのクロスレール軸を設けた7軸制御とした。
また、広い開口幅で大型ワークの搬送も容易にできるほか、ワークに接近しやすくするなど操作性を高めた。また、パレットチェンジャーやFMSと接続ができるなど、オプションで自動化システムに対応する。
日本産機新聞 2021年2月5日
人手不足や自動車の電動化など、製造業を取り巻く環境は大きく変化している。時代の変遷に対応し、販売店やユーザーをサポートするため、卸商社は独自の戦略を強化する。新商材の開拓やコト売り、デジタルツール活用や社内体制の改革など […]
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