2024年11月22日(金)

リアルとVRを融合 –ユアサ商事–

新展示会、関東と関西で開催

                               Growingフェアのイメージ

 ユアサ商事は11月と12月に関東と関西で、リアルとVR(仮想現実)を組み合わせた展示会「YUASAGrowingフェア」を開催する。会場にはリアル展示とVR展示ゾーンを併設。リアルゾーンではAIをテーマに活用事例などを紹介する。VRゾーンにはパソコンを設置し、ウェブ上の仮想空間で動画などを通じ、商品の特長を伝える。販売店が主な来場ターゲットで、販売店に向け新たなプロモーションの場を提供する。

 関東は11月13、14日千葉市の幕張メッセで、関西は12月11、12日の2日間、大阪市のインテックス大阪で開く。出展メーカーは百数十社の予定で、全員事前登録制にするなど、コロナ感染対策の徹底を図る。

 実際の展示を行うリアルゾーンはAIやIoTがテーマ。資本参加したAIベンチャーのコネクトームデザインを中心にして、AIやIoTの活用事例や、最先端の商材を紹介する。VRの展示ゾーンには、多数のパソコンを設置。ウェブ上に設けた「仮想展示場」で商品画像や動画などで、商品の説明が受けられる。単独で出展するメーカーのブースでは、ビデオ会議システムなどで個別の
相談もできるようにする。

 コロナ禍で中止したグランドフェアは販売店がユーザーを招き、商談や課題解決する場だった。今回はユアサ商事が主催で、販売店とメーカーをつなぐ新たなプロモーションの場を提案する。また、来場者から展示方法の意見を集めることで、次年度以降の展示会のあり方や、最適な販促方法の確立を目指す。

日本産機新聞 2020年9月5日

[ ニュース ][ 展示会 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

【連載企画:イノフィス、次なる戦略②】折原  大吾社長インタビュー
作業や業界に特化した製品開発

イノフィス(東京都新宿区)は今年8月、腰補助用装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」の新しいモデル「GS-BACK」を発売した。既存モデルの「Every」に比べ、軽量で動きやすく、これまで以上に幅広い現場での活用が期待さ […]

TONE 本社を河内長野工場に移転

TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]

エヌティーツール 福岡県筑紫野市に九州事務所を開設

ツーリングメーカーのエヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は福岡県筑紫野市に九州事務所を開設し、九州地域での迅速かつ細やかなサービスを提供することで顧客の課題解決に応えていく。住所は福岡県筑紫野市原田 […]

トピックス

関連サイト