機械工具商社が業務の代行にAI(人工知能)を活用する動きが広がっている。請求書を照合したり、人事配置をアドバイスしたり、営業活動を支援したり。労力や時間がかかる業務はAIに助けてもらい、人にしかできない業務に力をかける。 […]
特定イメージを醸成
選ばれる存在に育てる
ブランディング
知名度アップのために、機械工具業界の企業もテレビCMや新聞広告、バスケットボールやハンドボール、ゴルフ、自動車レースなど各種スポーツをサポートする様々なPR活動を展開している。
一方で「ブランディング」に注力している企業も増えている。
「ブランディング」とは、書籍によると「顧客の認識の中に、特定のイメージを醸成すること」が目的であり、「自社あるいは自社製品やサービスの独自性を明確化し、顧客に特定のイメージを醸成することによって選ばれる存在になること」だとしている。つまり、強いブランドを育てること。カルティエやローレックスなどのブランドがそれに当たる。
「高精度加工なら●●メーカー」「微細加工用切削工具なら■■社」「▲▲社の製品は壊れにくい」、「どんな在庫でも揃えているのは○○商社」「自動化を相談するなら□□社」のように、顧客からのイメージを確立できていたら、勝手に引き合いが集まってくる。激しい競争の中でも、顧客から選んでもらえる。
イメージは、すぐに確立できるものではない。顧客は企業や製品・サービスと関わるごとにイメージを蓄積していき、結果的に形成されたブランドイメージによって購買の時に意思決定される。顧客から選ばれる存在になれれば、無用な価格競争に巻き込まれず、手間や労力も省くことができる。新規顧客もファン客も増えるだろう。継続的に収益向上につながることになる。人材確保もやりやすくなる。
自社の独自性をしっかりと発信していくことがブランディングである。これを目指すならば、まず「どんな企業になりたいか」「どんなブランドになりたいか」、つまりブランドイメージをどんなものにしたいかというビジョンを明確にし、その達成のためにどんな策を実行するかを考える。また、製品やパッケージ、カタログやWebサイトなどの販促物のデザインを工夫する。そして、広告やイベント、今ならSNSなどを活用してキャンペーンなどの施策を実施する。これらには全て一貫性が求められる。
同時に社員のひとりでもビジョンに合わない事をしてしまうと、顧客からの評価は無に帰してしまう。このためには社員全員がブランドビジョンをしっかり認識し、普段の活動や言動を徹底しなければならない。いま一度、脚下照顧したい。
日本産機新聞 2020年3月5日
外需は歴代最高を記録 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2026年6月の工作機械受注額が前年同月比52・7%増の2033億7500万円になったと発表した。単月の受注額として、初めて200 […]
ある工具メーカーの工場長は手腕を認められ招き入れられた。大手メーカーで海外拠点の責任者を務め、商品開発にも関わった。経営者が期待するのは生産性改善やニーズに応える新商品開発だ。 まず部下の心の垣根を無くそうと考えた。工場 […]






