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二村機器 WDCなど工程集約を学ぶ
トップセールスマン販路拡大戦略セミナー

回転センターメーカーの二村機器(名古屋市中村区、052-411-1196)は代理店会であるワシ会のメンバーを中心とする「第3回トップセールスマン販路拡大戦略セミナー」を開き、ユーザーニーズが広がっている加工の高精度化や工程集約、サイクルタイムの短縮に貢献するワークドライビングセンターなどの製品を紹介した。
ワークドライビングセンターは技術的にチャック機能を備えたセンターで、ワークの端面に爪を食い込ませ、加工する。チャックのように掴み代を再加工する必要がなく、ワンチャッキングで全外径切削を実現し、工程の削減やワンチャッキングによる加工精度の向上が期待できる。特に自動車のEV化で現有機を活用したい、省スペース化を図りたいといったユーザーには効果的で、EV用モータシャフトなどサイクルタイム削減が可能だ。
二村忠宏社長は「加工工程の効率化、集約化のニーズが続いており、ワークドライビングセンターや他のセンターの活用で実現することができる。また、旋盤だけでなく、研削盤やマシニングセンタにも搭載できるため、今回のセミナーを通じて、提案力UPにつなげてもらいたい」と語った。
回転センターは工作機械の旋盤の心押台に装着し、ワークを保持する機器のこと。同社は1946年創業以後、回転センターの専門メーカーとして、様々なタイプの商品を開発、販売してきた。製品は主に自動車や二輪、航空機、鉄道など様々な産業で使用されており、高い加工精度を実現するには、ワークを保持する回転センターが大きな役割を担っている。
日本産機新聞 2022年11月20日
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