内需は自動車の不調続く 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2025年9月の工作機械受注額が前年同月比11%増の1391億4600万円になったと発表。7カ月連続で1200億円を超えた。 内 […]
三叉路…
○…エントリーモデルの5軸加工機、研削盤に後付けできるワーク供給ロボット。投資コストが比較的少なく導入ノウハウもそれほど要らない。DXやAMの最新技術に注目が集まる一方でそうした手が出しやすい自動化の提案が目立った。先週開かれたJIMTOF2022のことだ。
○…提案の対象は中小企業。自動車や電機などの大手企業は進んでいるが中小企業はまだまだこれから。しかし人手不足を補完し労働生産性を改善するため自動化は取り組むべき課題。設備投資補助金や景気回復も後押しし中小企業の自動化投資への意欲が高まる。
○…加えて中小企業の自動化投資の目的はそれだけではない。成長を期待できる新たな事業に力を振り向けることにもある。既存の仕事は自動化しそれによって手の空いた人や時間を生かして新規事業に取り組む。「自動化」で次の活路を開きたいと考えている。
○…日本の製造業の90%以上が中小企業。このうちどれくらいの企業が自動化を進めているだろうか。中小企業に自動化が広がれば日本のものづくりは活性化する。「手が出しやすい自動化技術」。これから注目すべきキーワードの一つではないか。
日本産機新聞 2022年11月20日
期初予想から0・8%減の4802億円 日本機械工具工業会(佐橋稔之会長・住友電気工業常務)は2025年度の生産額見通しを6月に発表した期初予想から0・8%減の4802億円(前年度比1・7%増)に下方修正した。前年度比では […]
自動化需要さらに増加 機械工具上場商社の2025年4—9月期決算(トラスコ中山、フルサト・マルカホールディングスは1—9月期、NaITOは3—8月期)が出揃った。自動車の設備投資が依然として鈍いが、人手不足を背景に増加す […]






