多様化するニーズに対応 商社のプライベート(PB)商品は、多様化するニーズに合わせ日々進化を遂げている。長年にわたりユーザーニーズを捉えてきた経験を生かし、高性能や使いやすさに配慮するなど各社は工夫を凝らす。作業工具や切 […]
ブラザー工業 小型複合加工機を発売
部品加工の工程集約に

ブラザー工業は最新制御装置「CNC-D00」を搭載した小型複合加工機SPEEDIOのMシリーズ「M200Xd1」と加工部品の搬入・搬出を自動化する最新のSPEEDIO専用ローディングシステム「BV7‐870Ad」を発売した。旋削加工とマシニング加工を1台に集約し、同時5軸にも対応することで工程集約を実現し、新制御装置搭載で処理能力も向上。ローディングシステムは部品の搬入・搬出の自動化を促進するなどユーザーの生産性向上や省人化に貢献する。
発売した「M200Xd1」はM200X3の後継機。最新制御装置の「CNC-D00」を搭載したことで、従来比4倍の処理能力を持ち、工具収納本数も従来の22本から最大28本まで搭載することができ、工具交換の手間を省き、省人化に貢献する。
さらに、旋削とマシニング加工に加え、同時5軸加工に対応した「M200Xd1-5AX」も発売し、複雑な形状もワンチャッキング加工を可能にした。
また、SPEEDIO専用で機械に加工する部品を自動で搬送・供給する垂直多関節型ローディングシステムの新製品「BV7-870Ad」は4軸ロボットアームというシンプルな構造と簡単なティーチングで自動化を促進。制御装置「CNC-D00」にも対応したモデル。200Xd1に取り付けが可能で、スペースも幅300㎜とコンパクトに設置できるため、加工の工程集約に加え、省人化、省スペース化といったユーザーニーズに応える。
日本産機新聞 2022年10月5日
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