2025年7月11日(金)

工作機械 2022年8月受注 19カ月連続1000億円超え

内外需、好調続く

日本工作機械工業会(日工会、稲葉善治会長・ファナック会長)はこのほど、2022年8月の工作機械受注額が前年同月比10.7%増の1393億2700万円になったと発表した。8月としては18年に次ぐ過去2番目の水準。19カ月連続で1000億円を超え、内外需共に好調が続く。

内需は前年同月比16.2%増の517億7500万円となった。自動車や一般機械などの主要4業種すべてが前年同月比増となった。自動車は、ハイブリッド車、電気自動車関連を中心に受注水準が高まっており、2カ月連続で130億円を超えた。また半導体関連の需要が高く、底堅く推移している。

外需は前年同月比7.7%増の875億5200万円となった。8月としては過去最高額を記録し、依然として高めの受注水準が続く。

アジアは2カ月ぶりに増加し、430億円を超えた。北米は12カ月連続で250億円を超え、高水準を維持している。欧州は夏季休暇などの影響もあり、2カ月ぶりに160億円を下回った。

日本産機新聞 2022年10月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

三洋工具 軟質ゴムを高精度加工

三洋工具 軟質ゴムを高精度加工

三洋工具(東京都品川区、小野昌晴社長、03・3490・6821)はこのほど、軟質ゴムの切削加工に特化した超硬エンドミル「VMQE」を開発・新発売した。シリコンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴムなど多様な素材に対応する。 […]

特集 メーカーの省エネ提案

特集 メーカーの省エネ提案

カーボンニュートラル実現に向けた動きが世界的に広がる中、製造現場でも省エネの重要性は増している。メーカーも電力使用量やCO2排出削減につながる製品の開発に力を入れる。オイルを使わないコンプレッサやエア漏れを可視化する製品 […]

第37回 ものづくりワールド東京 注目の出展製品

製造業の課題解決を後押し 10の専門展示会に1800社が集結 10の専門展示会で構成される「ものづくりワールド[東京]」は、機械や工具、ソフトウエアやシステムメーカーなど、製造業に関連するさまざまな企業が出展する。出展内 […]

トピックス

関連サイト