2025年10月15日(水)

【メーカートップインタビュー】ブラザー工業常務執行役員/星真氏「24年に1000億円」

商品・サービス拡充へ

ブラザー工業常務執行役員/星真氏

今年注力することは。

ブラザーグループは中期戦略『CS B2024』を掲げ、工作機械分野は24年までに売上高1000億円を目標とした。そのためには素早く行動していくことが重要で、商品ラインアップやサービスを拡充し、他社にない価値を提供していく。

はじめの一手は。

今春、SPEEDIOのベストセラー機である「Sシリーズ」とパレットチェンジャー搭載モデル「Rシリーズ」を刷新し、新たに28本マガジンを追加するなど機能性を充実させた。さらに、治具エリア最大φ500㎜の傾斜ロータリーテーブルを搭載した「U500Xd1」は高生産性・省スペース化・省エネ性能のほか、工程集約を掲げ、省スペースながら大型ワークをワンチャッキングで加工する新たな価値を加えた。世にない価値をユーザーに提供し、他社との差別化を図る。

販売やサービスは。

次は販売強化のためのインフラ整備だ。年内をめどに、ショールーム&デモ加工が行えるテクノロジーセンターを仙台に開設し、年度内に九州と広島にも開設する。中国やインドなど重点市場もテクノロジーセンターを増やし、機械性能を体感できる場を整える。

ターゲット市場は。

EV部品を重点市場と捉え、インバータやモータケースなどに注力する。これまで自動車産業は参入障壁が高く、なかなかアプローチ出来ていない面もあったが、EV化で新規部品の案件が増える。ユーザーが求める価値を提供できれば、顧客開拓のチャンスが増えるため、シェア拡大を図りたい。

商社や販売店の役割は。

売上を増やすには代理店など販売パートナーとの連携が不可欠。今年は新たに代理店会『SPPEDIO会』(16社で構成)を立ち上げ、一層の関係強化を図っていく。製造面でもサプライチェーンの強化を進めており、年内には通常納期に戻る見込みだ。ここで体制を整え、販売を強化する。

日本産機新聞 2022年9月5日

開幕まで1週間 各展示館の見どころを紹介【特集:MECT2025】

人手不足や効率化提案 過去最大規模となる「メカトロテックジャパン2025」。工作機械や切削工具、工作機器、測定機器、ソフトウェアなどの最先端技術が一堂に集まる。人手不足への対策が喫緊となる中、自動化や省人化、工程集約など […]

注目の出展製品 工作機械・切削工具編【特集:MECT2025】

オークマ 第1展示館  1F03 主な出展製品 小型横形マシニングセンタ「MS-320H」(新)、複合加工機+ビルトインロボット「MULTUS B250Ⅱ ARMROID」、CNC円筒研削盤+移動式協働ロボット「GP26 […]

注目の出展製品 工作機器編【特集:MECT2025】

イマオコーポレーション 第3展示館  3E08 主な出展製品 IMGバイス(アイエムジーバイス)(新)、ワンタッチクランプ、ナットランナー治具ほか。 特長・見どころ IMGバイスは、5軸加工対応バイスで、センタ […]

トピックス

関連サイト