自動化需要さらに増加 機械工具上場商社の2025年4—9月期決算(トラスコ中山、フルサト・マルカホールディングスは1—9月期、NaITOは3—8月期)が出揃った。自動車の設備投資が依然として鈍いが、人手不足を背景に増加す […]
【メーカートップインタビュー】アクアシステム社長/木村匡伸氏「次の価値を創造する」
変化の多い年に

社長に就任して。
改めて、企業風土を見直し、若い人材から積極的に選ばれ、世界に通用する会社にしていきたい。変化が求められる時代に次の価値を創造することが必要だと考えている。
取り組むことは。
まずは社内風土の改革。長くトップダウン式で進んできたことで、社員の意思決定や決められない風潮に陥っていた。このままではチャレンジ精神や、やりがいのある会社にするのは難しい。社員も自分の意思を示し、会社というチームで戦える体制を整えていくことが次の課題と考えている。
課題を解決するには。
はじめに人事評価制度の見直しを進めている。まだまだ個人の主観で評価している部分がるため、組織として客観的かつ公正な評価ができる仕組みにする。そのため、管理職教育も検討しており、挑戦できる会社にする。
製品開発では。
これまでポンプやクリーナーなど多様な製品を開発してきたが、新たな価値としてソフト面の強化が必要だ。例えば、ポンプはドラム缶の液体を吐出・吸入するものだが、液体の残量や補充まで管理することはできない。これをセンサやIoTなど最新技術やシステムを用いることで、新たな仕組みを構築できる。事業再構築補助金も取得しており、研究開発を始めた。
既存の商品では。
エア式ドラムポンプやバキュームクリーナーなど300点以上の商品があるが、近年、爆発的なヒット商品が生まれていない。これから成長するには、誰もが知っている代表的な商品を開発することが大切だ。既存商品の中でマーケティングを見直し、長年培った技術を進化させる。
中期的な目標は。
我々のミッションは『エア技術でユーザーの作業現場の課題を解決する』ことだ。そのために、この1年が最も変化した年だと言えるようにしたい。次につながる変化を起こし、2030年には売上高25億円を目指す。
日本産機新聞 2022年9月5日
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