工作機械の市場開拓も 昨年を振り返って。 工作機械やロボットなどFA関連の設備投資は低迷したが、昨年後半は半導体産業でAIやHPC向けの先端半導体向け設備が上向き、日本にも好影響で、今年上半期の売上は前年同期比20%増と […]
松浦機械製作所 5軸MCを刷新
送り速度を高速化

松浦機械製作所(福井県福井市、0776-56-8100)はこのほど、5軸制御立形マシニングセンタ「MX‐850」を刷新し発売した。傾斜軸と回転軸の早送り速度を高速化し加工時間を短縮した。オプションのフロアパレットシステムなどで自動化や無人化のニーズに応える。
MX‐850は、傾斜・回転軸の送り速度を高速化し、従来機と比べてサイクルタイムを8%短縮した。主軸の最大回転数は毎分1万2000。加工できるワークの最大寸法は直径850㎜×高さ450㎜。
生産現場の人手不足に対応するため変種変量生産や長時間無人運転を実現する自動化オプションもラインアップ。フロアパレットシステムや工具マガジンを搭載することで省スペースの自動化システムを構築できる。
機械の稼働状況をNC画面で見える化した「稼働状況監視機能」とオプションの「Matsuura Remote Monitoring System」との組み合わせにより、異常停止や不具合を把握できる。
MXシリーズは5軸加工の入門機として2010年に販売を開始。MX‐850をはじめラインアップを4機種に拡大。今回9年ぶりにMX‐850をモデルチェンジした。
日本産機新聞 2022年8月20日
販売店と共同で展示会も 今年注力することは。 販売店や代理店と協力しながら、ユーザーとの接点を増やしていく。狙いはもっとユーザーのニーズを探るためだ。当社のお客様は最終ユーザーであり、販売店や代理店はパートナーだと考えて […]
5カ年中期ビジョンを策定 現状について。 ウクライナ紛争やトランプ関税などの影響で、工作機械やロボットなど設備投資計画は後ろ倒しになっているが、解消されれば、動き出す企業も増えると見ている。 今年の取り組みは。 主力であ […]