2026年10月15日(木)

トラスコ中山 22年1‐6月期決算

7%増収で好調持続

トラスコ中山が8月9日に発表した2022年1‐6月期決算は、売上高が前年同期比7.1%増の1206億8300万円と好調を維持した。利益面では、出荷個数増に伴う運賃比のアップや臨時賞与を支給したため、営業利益59億円3300万円(前年同期比18.8%減)と減益となった。

ルート別売上高では、ファクトリールートが4.3%増の842億円、eビジネスルートが14.3%増の252億円など全ルートで増収を確保するなど好調だった。下期以降は、できる限り1つの段ボールに複数の商品を梱包する「荷合わせ」と、ユーザー直送体制の構築を加速させる。これにより、物流危機に悩むネット通販企業に対して、物流コスト削減や環境負荷低減を提案する。

通期では期初予想を変えず、売上高は2435億円(前年同期比7.3%増)、営業利益は142億円(同9.6%増)とした。

物価高騰対策に臨時賞与

今決算が減益となった理由の一つが臨時賞与だ。物価高騰続く中、生活支援を目的にパート社員を含む全従業員に合計で約5億円を支給。在籍年数に応じて、一人当たり最大で30万円を賞与として支給した。

物価高は当面継続しそうな気配だが、中山哲也社長は「今回の件とは別に、給与体系の見直しを進めてきたので、今後も継続して対策を考えたい」と話した。

日本産機新聞 2022年8月20日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

デンソーウェーブ AMR・ロボの組み合わせ実装機にリールを供給【特集:搬送の自動化・効率化】

デンソーウェーブがモバイルマニュピレータで半導体実装機にリールを自動供給する技術を提案している。実装機との相対位置をQRコードで認識し座標補正する機能により、多様な実装機に対応できる。人が担っている供給作業を自動化し、半 […]

「搬送の効率化は成長市場」YUASA 工業マーケット事業本部・高橋史弥部長に聞く【特集:搬送の自動化・効率化】

複合加工機や多様な治工具、ロボット活用など機械加工の自動化は日々進歩している。一方、技術的な難しさなどから工場内搬送(以下搬送)の自動化や効率化は遅れていると指摘されることが多い。だが課題が多い=市場性があるともいえる。 […]

搬送の自動化・効率化に貢献する注目3社の製品【特集:搬送の自動化・効率化】

ロボット活用などによって機械加工の効率化・自動化は進む一方、ラインや工場間の搬送の効率化は遅れがちだ。ある商社幹部は「人手不足が加速し、難度が高いため後回しにされてきた搬送や梱包の効率化を求める声は多い」と話す。こうした […]

記事ジャンル

関連サイト