2025年4月24日(木)

オークマ 門形マシニングセンタの累計出荷1万台を達成

オークマは、今年8月、門形マシニングセンタシリーズの累計出荷台数1万台を達成した。

強みであるプレス金型業界や産業機械から、最近では半導体製造装置やEV、風力発電など再生可能エネルギー分野などに納入業種が広がっている。

なお、1万台対象機は、スマートマシンにグリーンテクノロジーを融合させたMCR‐BVを、プレス金型、射出成形用など各種金型および治具や専用機の設計製作を手掛けるマルスン駿河企業グループ(静岡県富士市)向けに出荷した。

同社の門形マシニングセンタは、1968年に「MCD形」を1台目として出荷。その後、門形マシニングセンタで国内トップの地位を確立し、「MCV‐A形」がハイコストパフォーマンス機としてヒット、「MCR‐BⅢ形」はサーモフレンドリーコンセプトの適用により過酷な環境下でも高精度維持を実現した。

直近3年間の日本工作機械工業会の機種別受注額によると、会員の中で40%以上のシェアを占めている。

今後も、社会課題解決(労働人口減少、熟練作業者激減、脱炭素化実現)に取り組むべく、脱炭素化に貢献できるスマートマシン(自動化、生産性向上支援)として グローバルに展開していく。

日本産機新聞 2022年8月20日

[ 工作機械 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

北越工業 「AIRMAN」に社名変更

北越工業(新潟県燕市、0256・93・5571)は4月1日、社名を製品ブランドと同じ「AIRMAN(エアマン)」に変更した。新たな社名のもと、成長に向けた投資を行い、社会環境や顧客の変化に対応しながら事業を拡大していく。 […]

南出キカイ メンテ事業を強化 【アフターサービスに商機あり】

ディーラーもビジネス拡大 南出キカイは、メンテナンス事業に注力、ディーラーへの提案も積極化し、着実に実績を拡大している。メンテナンスの対象は、各種ポンプ、送排風機、熱交換器などの工場設備機器。 工場設備の保守作業は、一部 […]

ジーネット&マルカ 経営統合で「ユニソル」へ

シン・提案力を強化 2026年1月にジーネットとマルカが経営統合し、「ユニソル㈱」が発足する。同時に、フルサト・マルカホールディングスも「ユニソルホールディングス㈱」に商号変更する。その目的・目指す成果などをフルサト・マ […]

トピックス

関連サイト