自動化の新技術が注目されたメカトロテックジャパン(MECT)2025。なかでもひと際目立ったのが、中小企業が導入しやすい自動化技術だ。少ない台数のマシニングセンタ(MC)の生産管理をしたり、手頃な価格でワーク自動交換装置 […]
三叉路…
〇…最近取材した60人の部品加工メーカーの今期決算は減収だったが、増益を記録したという。その最大の理由を経営者に尋ねたところ「毒まんじゅうを食べないようにしたから」だという。
〇…ここで言う毒まんじゅうとは採算に合わない仕事のこと。売上ではなく、収益性だけで取引先を分析した結果、売上高の3割近くを占める顧客からの受注も断ったという。売上減の影響は大きかったが、「収益性が高まっただけでなく、残業も減った。悩んだがやって良かった」。
〇…一連の取り組みで気づいたこともあるという。「適正な評価をしてくれないユーザーは、大抵その先の顧客から厳しいことを言われている。つまり、『毒まんじゅうを食べさせられている』。そうした会社は長くない」。前述の最大の取引先は最近、民事再生を申請したという。
〇…機械工具業界は「値上げの夏」にあって、対応に苦慮する声も多い。企業によって対応は異なるし、簡単ではない。けれど、先の部品メーカーのように思いきることも必要だ。先の社長は言う。「適正でない仕事は断ったほうがいい。長い目で見るとそんな仕事は自らを苦しくさせるだけだ」。
日本産機新聞 2022年8月20日
ロボの活用で測定自動化 高精度ワークを機上計測 東京精密は棚型ストッカー「TARNER」と、小型三次元測定機「ZEISS Dura MAX」を展示し、協働ロボットがワークを測定機まで自動搬送する測定の自動化を提案した。T […]
従来の大量生産型から変種変量生産に対応する動きが加速しており、中小ユーザーを中心に手軽かつ低価格で自動化を可能にする提案が求められている。MECTでは『ワーク交換の自動化』をテーマに、簡単に自動化・省人化を図る提案が多数 […]






