日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]
育良精機 自動で太陽光パネルを洗浄
専用装置を開発

育良精機(茨城県つくば市、029-869-1212)はこのほど、人手をかけずに自動で太陽光パネルの汚れを除去できる「太陽光パネル自動洗浄装置」を開発した。6月1~3日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた「電設工業展2022」で披露。早期の発売を目指している。
同装置は洗浄ユニットと走行ユニットで構成される。洗浄ユニットが走行ユニット上を移動しながら、縦方向に上下往復して洗浄。縦の洗浄が終わると走行ユニットが横に移動し、次の縦方向の洗浄を始める。1時間に1m×1・6mのパネル150~200枚の洗浄が可能だという。
パネル表面の汚れは、洗浄ユニット内のロールブラシが回転することで、パネル表面を傷付けずに除去される。乾式でタンクなどの付帯設備を必要としない(湿式にも対応可能)。本体は分割式で、持ち運びが容易。簡単に組み立てることができ、走行ユニットの連結数によって、様々なパネルサイズに対応できる。
電源はDC24V専用バッテリーを採用し、充電時間3時間に対して1時間駆動する。自動と手動の切り替えも可能。簡単なスイッチ操作で速度切り替えや部分汚れの洗浄などにも対応する。
太陽光パネルは洗浄することによって、発電効率が5%回復するという。同社は「太陽光パネルを効率良く洗浄したいというニーズが高まっている。この装置を導入することで、洗浄にかかる人手や時間を大幅に削減できる」としている。
日本産機新聞 2022年7月20日
供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]
ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]






