2026年8月4日(火)

日本レヂボン NCAと10月に経営統合

シナジーによる事業戦略

レヂボン水魚会・関西支部総会で発表

日本レヂボン(大阪市西区、06-6538-0136)は6月29日、ANAクラウンプラザホテル神戸でレヂボン水魚会・関西支部の総会を開いた。ノリタケコーテッドアブレーシブ(NCA)との経営統合によるシナジーやユーザーニーズに応える商品開発など今後の事業方針を発表した。

日本レヂボンは2022年10月、同じノリタケカンパニーリミテドグループで研磨布紙(CA)メーカーのNCAと経営統合する。NCAはCAや不織布研磨材(ファブリック)、ダイヤモンド研磨布紙(新研磨製品)を手掛け、金属加工や木工、IT関連など幅広い分野に販売する。これらの商品は国内2拠点、タイ1拠点で生産する。

切断砥石や研削砥石(オフセット砥石)を手掛ける日本レヂボンはNCAと経営統合することで商品ラインアップの幅が広がる。NCAは主に特別仕様品、日本レヂボンは汎用品を主力とするため商品の分野が異なり、幅広い市場とニーズに対応できる。

中でもNCAのファブリックと新研磨製品はエレクトロニクスや電気自動車など成長産業向けで今後、需要拡大を見込む。このファブリックと新研磨製品は砥石を量産する日本レヂボンの古川工場(岐阜県飛騨市)の敷地内に23年にも工場を新設し生産を始める計画だ。

商品開発で力を入れるのはユーザーニーズに応える商品開発。新設した市場開拓部が中心となり、ユーザーの現場のニーズを捉え、社内にフィードバック。研究を重ね、ニーズに応える商品を開発する。このサイクルによって市場が求める商品を生み出す。

構造物の緊張材(PC鋼)の切断用として2021年に発売した「レヂボンスーパーカットRSC PC鋼用」はそんな商品の一つ。日本レヂボンの村居浩之社長は「メーカーとして取り組むべき現場のユーザーに喜んでもらえる特色ある研磨材を、世に送り出したい」。

関西支部総会には正会員28社、特別会員16社が出席。村居社長は、「現場のニーズを掴むためユーザーとの接点を多く持つ販売店の皆さまに応援頂きたい。開発した商品は皆さまとともにより多くのユーザーにお届けしたい」と語った。

日本産機新聞 2022年7月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

「わかりません」は悪くない【現場考】

相互の理解を深める好機 入社以来40年にわたり、工場の自動化に携わってきた生産技術者にエンジニアリング会社を選ぶ際の極意を聞いた。「自社でどうしていいか分からない難しい技術を相談した際に『(前向きに検討していてもできるか […]

半導体装置部品、26年度の需要予測を6兆5502億円に上方修正

半導体製造装置の部品メーカーが生産力を高めるため設備投資を強化している。増産を計画している装置メーカーの要望に応えるためだ。半導体需要が増えるなか、装置生産はこれからも右肩上がりで増える。工作機械メーカーは生産性を高め、 […]

monolyst  「AIマスタマッチ」機能で品番・表記揺れを自動照合

monolyst 「AIマスタマッチ」機能で品番・表記揺れを自動照合

機械工具向けAIセールスプラットフォーム「monolyst(モノリスト)」を手掛けるmonolyst(東京都渋谷区、03・6683・4068)はこのほど、AIマスタマッチ機能を拡張した。メーカーと自社で異なる管理品番や品 […]

トピックス

関連サイト