2022年10月7日(金)

ロボットテクノロジージャパン 注目16社の出展製品

工作機械に産業用ロボットや周辺機器などを組み合わせた金属加工現場の自動化を提案する「ロボットテクノロジージャパン」がまもなく開催される。最新のロボットにカメラビジョンやセンサなど周辺機器を備え、工作機械と組み合わせることで、どのような自動化システムが出来上がるのかに注目が集まっている。ここでは自動化を図りたいユーザーの最適なシステムが見つかるはずだ。弊紙は注目の出展企業にスポットを当て、その特長や見どころを分かりやすく紹介する。

PART1:イマオコーポレーション「ロボットツール交換を簡単に」※小間番号 ホールC C‐51
PART2:エヌティーツール「プリセット作業を自動化」※小間番号  ホールC  C‐17
PART3:エバオン「軽く、小さく、自由な設計」※小間番号  ホールD  D‐25
PART4:エンシュウ 「ツインアームで効率搬送」※小間番号  ホールD  D‐12
PART5:オーエスジー「難削材から非鉄金属まで」※小間番号  ホールD  D‐34
PART6:オークマ「複合加工機にロボット内蔵」※小間番号  ホールD  D‐65
PART7:北川鉄工所「グリッパで同時に搬送+測定」※小間番号  ホールC  C‐40
PART8:コスメック「多品種や工程集約などシステム提案」※小間番号  ホールC  C‐55
PART9:大喜産業「協働ロボで自動牽引」※小間番号  ホールB  B‐33
PART10:ダイドー「FA&ロボット・モビリティ」※小間番号  ホールC  C‐56
PART11:東亜精機工業「少量生産の自動段替え」※小間番号  ホールD  D‐32
PART12:日東工器「機械工具×ロボット」※小間番号  ホールC  C‐13
PART13:ハイウィン「自動化や省力化をサポート」※小間番号  ホールC  C‐20
PART14:二村機器「時短や工程短縮を実現」※小間番号  ホールC  C‐31
PART15:ミツトヨ「測定の自動化を提案」※小間番号  ホールC  C‐66
PART16:ユアサ商事「加工環境の改善提案」※小間番号  ホールB  B‐46

PART1

イマオコーポレーション「ロボットツール交換を簡単に」※小間番号 ホールC C‐51

主な出展製品

メカ式ロボットツールチェンジャー「SMARTSHIFT ロボットシステム」、ボルトに替わる工具不要のワンタッチ締結部品「ワンタッチ着脱」、ボルトに替わり瞬時に固定が可能なエア駆動の締結部品「エアロック着脱」。

特長・見どころ

新製品「SMARTSHIFT ロボットシステム」は、ロボットアームの水平移動だけで簡単にツール交換ができるメカ式のロボットツールチェンジャー。ツール交換にエアや電力は不要。エンドエフェクタへのエアや電気の接続は自動で行う。さまざまなエンドエフェクタに対応し、ロボットのマルチタスク化をより簡単に実現する。

その他、生産工程で発生する治具やアタッチメントの交換・固定など、段取り作業の改善に役立つ製品も多数展示する。

PART2

エヌティーツール「プリセット作業を自動化」※小間番号  ホールC  C‐17

主な出展製品

「非接触式ツールプリセッタAegis‐iシリーズ Raptor型」はプログラムによる自動測定で作業時間を低減し、現場の生産性を高める。ハードウェアとソフトウェア共に完全自社開発で、ユーザーの様々な要望にも対応。

特長・見どころ

「非接触式ツールプリセッタAegis‐iシリーズ Raptor型」のフルオプション仕様を出展・デモ実演する。プリセット作業の自動化だけでなく、工具交換、洗浄、工具締付けを自動化するモジュールを用意し、工具交換の一連業務を自動化することができる。

また、IDチップや2次元コードで測定データや刃具データの管理を可能にし、ツール管理や刃先分析から製品品質改善に活用でき、製造業のDXを推進する役割を担う。

PART3

エバオン「軽く、小さく、自由な設計」※小間番号  ホールD  D‐25

主な出展製品

フランケのワイヤレースベアリング、オプティベルトのタイミングベルト(デルタチェイン・オメガシリーズ)。

特長・見どころ

ドイツメーカー2社の自由な設計と柔軟な機構を実現するベアリングとタイミングベルトを提案する。

フランケのワイヤレースベアリングは機械や装置の旋回部を「より軽く、より小さく、より自由に設計」することが可能。単体、アセンブリ、回転テーブルシステムの3つの革新的なプログラムで提案する。

オプティベルトの最新のタイミングベルト「デルタチェイン」はスティールチェインの強度とベルト伝動の静音性を両立。ラバータイミングベルトOMEGAシリーズも改良を加え、ハイパフォーマンスに発展した。

PART4

エンシュウ 「ツインアームで効率搬送」※小間番号  ホールD  D‐12

主な出展製品

機内搬送装置付マシニングセンタ「GE30V E‐Loader仕様」、出展機に適用&提案できるサンプルワーク。

特長・見どころ

自動搬送の新しいアイデア・ツインアームの動きとコンパクトさを展示・実演で体感できる。E‐Loaderの可搬重量は50㎏で、WE30Ve E‐Loaderの3倍。多品種少量生産を考慮した40本マガジン仕様となっている。

#30、#40主軸の選択が可能。移動量は、X軸=600㎜・Y軸800㎜・Z軸400㎜。出展機は、標準機に比べ、ストロークの拡大とATC本数を増やした仕様等が織り込まれている。E‐LoaderはNCプログラムで制御できるため、自動搬送を、より手軽に、身近に、スモールスタートができる。

PART5

オーエスジー「難削材から非鉄金属まで」※小間番号  ホールD  D‐34

主な出展製品

非鉄用DLC超硬エンドミル、非鉄用底刃付き高能率スレッドミル、硬脆材用PCD工具ブランド「6C×OSG」。

特長・見どころ

非鉄用DLC超硬エンドミルは、平滑さに優れたDLCコーティングを採用。アルミニウム合金などの非鉄金属の加工に抜群の威力を発揮する。小径サイズの精密切削加工に対応する。

非鉄用底刃付き高能率スレッドミルは、ヘリカル穴あけ+ねじ切りの同時加工で加工時間を劇的に削減。DLC‐IGUSS(アイグス)コーティングを採用し、非鉄金属に抜群の威力を発揮。

「6C×OSG」は、超硬合金・石英ガラス・アルミナ・ジルコニアなどの硬脆材における切削加工を提案。安定かつ高能率な加工で加工時間を短縮し、大幅なコストダウンを可能にする。

PART6

オークマ「複合加工機にロボット内蔵」※小間番号  ホールD  D‐65

主な出展製品

インテリジェント複合加工機+ビルトインロボット「MULTUS B250ⅡARMROID」、CNC旋盤+ビルトインロボット「LB3000EXⅡARMROID」。

特長・見どころ

「ARMROID」は導入が容易で、様々な対象加工物に柔軟に対応し、誰でも簡単に操作できるロボットシステム。複合加工機、旋盤にビルトインした多関節ロボットが、加工中の機械加工室内で動作する。

ローラによるびびりの抑制、切削液・エアブローによる切粉の絡まり防止、堆積する切粉掃除を実現するなど、1台のロボットがエンドエフェクタの交換で様々な加工をサポートする。移動式のワークストッカで、手作業による小ロット加工とロボットによる量産加工を簡単に切替可能。

PART7

北川鉄工所「グリッパで同時に搬送+測定」※小間番号  ホールC  C‐40

主な出展製品

スタンダードの平行グリッパ、中空グリッパ、薄型2爪平行グリッパ、測長仕様、省段取仕様、防水防塵仕様(※)、ロングストローク仕様(※)—など各種ロボット用のグリッパ(※は近日発売)。

特長・見どころ

「スケール内蔵式薄型2爪平行グリッパ」をロボットに搭載し、ワークの搬送と測定を同時にする様子を実演する。スタンダードモデルに加え、近日発売予定の「防水防塵仕様」や「ロングストローク仕様」も展示する。

このほか、同社の主力製品であるNC円テーブル、新商品のセンタリングバイスなどを組み合わせて構築した「ワーク自動交換システム」や、パワーチャックの爪を自動交換する「オートジョーチェンジシステム」も公開予定。

PART8

コスメック「多品種や工程集約などシステム提案」※小間番号  ホールC  C‐55

主な出展製品

省人・省力・段取り改善など生産性向上につながるあらゆるニーズに対応し、自動化・省力化を実現するシステムなどを展示。

特長・見どころ

多品種対応や工程集約などに大きく貢献するシステムを提案。ロボットの能力を最大限発揮させる小型・軽量で連結時のガタツキがゼロのロボットハンドチェンジャーをはじめ、ワークを高速で自動固定できる新型エアスイングクランプ、ロボットハンド、エア圧力を保持できるカプラなど、自動化・汎用化を実現する小型で高性能なロボット周辺機器を実機展示。

さらに、ロボット導入に向けた具体案を情報発信するほか、さまざまな工程へのロボット導入事例を展示し、ユーザーのロボット導入へのヒントとなる提案を図る。

PART9

大喜産業「協働ロボで自動牽引」※小間番号  ホールB  B‐33

主な出展製品

「自律走行ロボットMiR250HOOK」(Mobile Industrial Robots)、「ビジョンピッキングフィーダー」(鈴野製作所)、「ロボット用衝撃測定装置」(エクセル)。

特長・見どころ

ロボットと協働で働く時代、安全で人々が働きやすい自動化を提案する。「MiR250HOOK」は障害物を避けながら、様々なタイプのカゴ車を自動で牽引。ビジョンピッキングフィーダーはロボットと画像装置を組み合わせ、ネジやコネクタなど小物部品を確実にハンドリングし、部品供給の自動化を実現。さらに、エクセルの衝撃測定装置でロボット導入時の安全を担保するためのリスクアセスメントでの利用を提案する。ロボットの安全な導入はSDGsの目標達成にも貢献できる。

PART10

ダイドー「FA&ロボット・モビリティ」※小間番号  ホールC  C‐56

主な出展製品

「ソーティングロボット」(三機工業)は世界初の超高速搬送ソーティングロボット、「ROBOTAPE」(サンテック)は自動化出来なかったテープ貼り付けをロボットで自動化、「DX‐CELL」(デンソー)は変種変量・多品種少量生産に対応するフレキシブルモジュールユニットなど展示。

特長・見どころ

ロボットを活用した様々なソリューションを提案。三機工業の「ソーティングロボット」は物流センターで行われる仕分け作業の負荷を軽減する拡張性の高い搬送型ロボット。サンテックの「ROBOTAPE」はスポンジテープやフェルトテープなど「貼る」作業の自動化を実現。さらに、デンソーの「DX‐CELL」は自動化ラインを素早く構築し、立ち上げ工数を大幅に削減可能。

PART11

東亜精機工業「少量生産の自動段替え」※小間番号  ホールD  D‐32

主な出展製品

アクチュエータを使用した「省人化自動段替えシステム」、「高精度A軸(ローラーギャインデックステーブル)」、「チルトターン加工治具」など。

特長・見どころ

アクチュエータを活用した「省人化自動段替えシステム」は、設備内での自動段替えができるため、機械外での段取替えスペースが不要になる。また、油圧源が無い設備でも工場エア源で油圧クランプすることができる。

治具段替えも自動で段替えし、極少の生産数にも対応するほか、アクチュエータメーカーとも連携し、短納期にも設計製作で対応し、コストも最小限に抑えることが可能。会場では、同システムを活用した多種少量生産に対応した人を介さない自動段替えのデモを実演する。

PART12

日東工器「機械工具×ロボット」※小間番号  ホールC  C‐13

主な出展製品

電流制御ドライバ「デルボDLV45C」、自動機用バリ取り機械工具「ベルトンB‐20CL‐01」、迅速流体継手「カプラ」の各製品のロボット搭載例を展示。

特長・見どころ

日東工器の培ってきた技術により、自動化ニーズに対応すべく、エンドエフェクタを拡充した。ロボットに対応した電動ドライバ「デルボ」、バリ取り機械工具「ベルトン」、迅速流体継手「カプラ」などの製品を、ロボット搭載例として展示する。

「デルボ DLV45C」はドライバ1台で30通りのトルク幅、ネジ締め条件が設定できる。多用なネジ締め条件に対応し、品質向上に貢献する。「ベルトンB‐20CL‐01」は、ロボット取付けが可能な空気式ベルトサンダ。位置決めが容易で、曲線部のバリ取りに最適。

PART13

ハイウィン「自動化や省力化をサポート」※小間番号  ホールC  C‐20

主な出展製品

スカラロボットRSシリーズ、垂直多関節ロボットRA605シリーズ、ウエハ搬送ロボットRWシリーズ、電動グリッパー、新世代E1ドライバー搭載ガントリーステージデモ機、超薄型DDモーターDMTシリーズ。

特長・見どころ

直動機器にとどまらない多彩な製品ラインアップで、ユーザーの自動化や省力化をサポート。生産ラインの自動化に導入しやすいスカラロボットは内製パーツをふんだんに使い、各部の性能均整がとれたハイパフォーマンスモデル。

また、導入の障害となりやすいロボットとビジョンの接続初期設定を自動化支援の一環として行っており、同社ロボットにビジョンを組付けたデモ機の展示や把持検証などを行うPoC自動化支援の取り組みを紹介。

PART14

二村機器「時短や工程短縮を実現」※小間番号  ホールC  C‐31

主な出展製品

ローリングセンター、ワークドライビングセンター、傘型回転センター、アクティブビルドインセンターなど。

特長・見どころ

回転センターやワークドライビングセンターは各種部品加工の自動化に欠かせない工作物保持具。シャフト(軸もの)やギヤ加工などの切削や研削、測定工程で使用する。

今回の展示会では「時間短縮」や「工程短縮」をテーマに、機械改造なく両センター支持でギヤホブ加工を可能にする「DK型」シャフト(軸もの)の外径加工が可能な「BD型」や「HD型」のドライビングセンターを中心に展示。そのほか、油圧や空圧シリンダの保持に最適な傘型回転センターなど、あらゆる加工に最適な回転センターを展示し、加工現場の「あったらいいな」を提案。

PART15

ミツトヨ「測定の自動化を提案」※小間番号  ホールC  C‐66

主な出展製品

ショップフロア形CNC三次元測定機「MiSTAR 555」、CNC測定ヘッド「MACH Ko‐ga‐me」など。

特長・見どころ

「“つながる”のその先に~測るでつながる、測るでみまもる~」をコンセプトに、測定機器とロボットなどを組み合わせた自動化提案を紹介する。

自動搬送装置とショップフロア形CNC三次元測定機「MiSTAR 555」を組み合わせた展示や、検査装置として自動化したCNC測定ヘッド「MACH Ko‐ga‐me」とロボットを組み合わせた展示など、測定機器とロボットなどを組み合わせた自動化システムを紹介。測定機単体ではなく、ロボットや搬送装置などの外部機器とつなげることで広がる測定機器の新たな可能性を披露する。

PART16

ユアサ商事「加工環境の改善提案」※小間番号  ホールB  B‐46

主な出展製品

 加工環境ソリューション、自動化システムパッケージ「Robo Combo M1」+ツガミ製立型マシニングセンタ「VA4」など。

特長・見どころ

『加工環境ソリューションから始まる「自動化」、「IoT化」、「スマートファクトリー化」』をテーマに、加工環境を改善させるために必要なアイテムやシステムを様々な切り口から提案する。

ツガミ製「VA4」に独自開発の自働化システムパッケージ「RoboCombo」を組み合わせ、ナノテム製真空チャックをハンド、機械側治具に仕込み、脆性材ワークの自動交換を実演する。また、ロボットの機械からの切り離し、再設置、ロボット稼働の一連の流れで、ロボットの再ティーチングしない運用方法を紹介する。  

日本産機新聞 2022年6月20日

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