人手不足や高齢化に商機 2025年の国内経済は自動車産業の回復の遅れや半導体市場の低迷などで厳しい局面が続いた。その中、製造現場は人手不足・技術者の高齢化が大きな課題となっており、現場の自動化/省人化、環境改善、技能伝承 […]
エンシュウコネクティッド設立
自動化から情報収集まで1社でトータルシステム構築

エンシュウコネクティッド(浜松市南区、053-447-2189)は、自動化・デジタルに強い「モノづくりSIer」として4月1日に設立された。機電一体で、ロボット導入も含む設備の自動化から、設備・生産情報、そしてデータベース接続までを一気通貫でシステム構築する。
工作機械メーカーであるエンシュウの100%子会社で、同社のIoT部隊に機械設計者を加え分社化。社長には、IoT推進室の原淳記(はらあつき)部長が就任した。自動車業界で培ったノウハウを生かし、電機、医療などの異分野に挑戦していく。また切削加工に置いては、エンシュウの機械に限らず、他メーカーの設備、治具や工具も含めてトータルでインテグレートする。
設立時の技術者は8名。海外での自動車の自動化ラインの立ち上げなどの実績を有し、機械・設備の制御に精通し、現場をよく知る技術陣が、切削加工はもちろん、組立や検査・測定・洗浄・物流などの自動化ライン構築、電力やエア消費量の見える化、設備稼動情報・トレーサビリティのためのデータなどの収集・分析まで、一括で対応できるのが強み。加工相談にも応じる。新ラインの構築やライン変更なども、小回りを利かせてスピーディかつ柔軟に対応しDX実現に貢献する。
原社長は、「いろいろな方面の幅広いユーザーを対象に、今まで培ってきた自動化ノウハウと、高度なIoT技術を活かし、自動化からIoT、DXまでを一気通貫で提供する。1社で全てに対応できることが強み」と強調。「ユーザー、商社に限らず、気軽にどんどん声をかけて頂きたい」としている。
既に引き合いや見積もり依頼が増えており、2025年度には売上高10億円を目指す。
日本産機新聞 2022年6月20日
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