2025年12月3日(水)

MOLDINO 太く短い首形状のボールエンドミル

折損リスクを低減

MOLDINO(東京都墨田区、03-6890-5101)はこのほど、高硬度鋼加工用ボールエンドミル「EPDBEH‐TH3」に太く短い首形状で折損リスクを低減した「ストロングネックタイプ」(写真)を追加し、発売した。半導体部品やライトガイド、コネクタなどの精密金型の加工や文字彫り加工などに適している。

工具剛性を高めるために、従来の最短首下長アイテムよりも太く短い首形状を採用した。加工の安定性や信頼性、精度が向上し、特にφ1以下など工具径が小さくなるほど、効果を発揮する。

その他、優れた耐摩耗性を発揮する独自開発コーティング「TH3」や、工具摩耗を抑制するダブルフェイス形状を採用し、高硬度鋼加工でも長寿命を実現する。また、高精度加工を追求した工具設計によって、ワークの削り残り量を低減する。

ラインアップはR0.05(φ0.1)~R0.5(φ1)の全11アイテムを揃える。価格は4780円(税別)から。

日本産機新聞 2022年4月5日

[ 切削工具 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

ユーテック 水性切削液「アクアブルー」を実用化へ

従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]

【Innovation!】バリレス工具

精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]

2025国際ロボット展 過去最多の出展者で産業ロボの新製品やAIの新技術が一堂 

15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]

トピックス

関連サイト