2026年10月11日(日)

ジェイテクト 円筒研削盤の新シリーズ発表

5機種をラインアップ

ジェイテクトは円筒研削盤の新シリーズであるCNC円筒研削盤「1シリーズ」(写真)を発表した。豊富な仕様選択が可能なタイプをラインアップし、『価格は削れ、品質は削るな』をコンセプトに、高品質ながら購入しやすさを訴求するほか、同シリーズから従来の『TOYODA』ロゴから統一ロゴの『JTEKT』へ刷新し、新たなブランドイメージの定着を図る。

1シリーズは変形と熱変位の複合解析による高剛性と低振動を実現するTOYODA STAT BEARINGにより、寸法変化を抑え、8時間連続定寸レス加工で寸法変化±1.5μmを実現。最大22kWといし軸を搭載した削りの速さと着脱時間0.5秒のワークチェンジャー「XC」により、サイクルタイムを25%削減した。

さらに、ステアリング技術を用いたベテラン技能者に好まれる油圧感のあるハンドル仕様とビギナーでも簡単に加工できるように、選べる研削パターン(全16種)を用意。こだわりの操作性と豊富な機能でベテランからビギナーまでの使いやすさを可能にした。

また、知能化技術である『TAKTICA』で、表面粗さのリアルタイム監視や非加工時間の電力を削減する「ウェイクUP」機能(最適な瞬間にクーラントON、といし軸ON)などで、従来機比40%の電力削減(同社調べ)、カーボンニュートラルにも貢献。工作機械・システム事業本部の加藤伸仁本部長は「すべて新設計で使いやすさを重視した。年間600台の受注を目指す」と語る。

ラインアップは価格を抑えた「ベーシック」、数種類の工作物を効率よく生産する「スポーツ」、「量産向けの「レーシング」、熟練加工向けの「ジェネラル」やサブミクロンの高品質を目指す「ラグジュアリー」の5タイプを4月1日に販売する。今後は中型機、大型機のシリーズ化も予定。

また、シミュレーションを駆使した商談時間のリードタイム削減にも取り組み、商談中に最適機種やオプション、価格などを提示し、最短納期を目指すほか、「なんでも相談室」を開設し、加工の悩みや品質不良など様々な相談を受ける窓口を設け、新たな顧客開拓やサービス向上を図っている。

日本産機新聞 2022年3月20日

[ 工作機械 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

日進・尾野 功騎社長「難削材といえば日進」を広めたい【この人に聞く2026】

日進・尾野 功騎社長「難削材といえば日進」を広めたい【この人に聞く2026】

切削工具メーカーの日進(堺市堺区、072・221・8081)は、難削材に特化した製品開発に取り組んでいる。「NISSIN FALCON ENDMILL」を武器にニッチな分野を切り拓く同社の尾野功騎社長に、自社の強みや描く […]

正しい問いを考える【現場考】

AIが日常生活だけでなく、ビジネスの現場でも使われるようになり、アイデア出しの「壁打ち」に使う人は多いだろう。その回答の精度や量は驚くほどだ。例えば「この条件で10個のアイデアを考えて」と指示すれば簡単に10個出てくる。 […]

特集 メーカートップインタビュー 各社に聞く、今年最も力を入れる事とは

AIの普及に伴うデータセンター需要の拡大に加え、航空機、防衛、造船など幅広い分野で追い風が吹く国内の製造業。一方、イラン情勢を背景とした原油価格や原材料の高騰、供給不安など、経営環境には不透明感も漂う。変化の波をどう捉え […]

記事ジャンル

関連サイト