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メカトロテックジャパン2021 10月20〜23日、ポートメッセなごやで
新たな課題、応える技術
国内最大級の工作機械展示会であるメカトロテックジャパン(以下MECT展、主催:ニュースダイジェスト社、共催:愛知県機械工具商業協同組合)が10月20~23日の4日間、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催される。昨年は新型コロナウイルスの影響により、JIMTOFのリアル開催が見送られるなど機械に関連する展示会は実質2年ぶり。出展者数は426社・団体(前回477社・団体)、展示小間数は1796小間(前回1941小間)で、2019年の前回展と変わらない規模となり、工作機械を中心に、切削工具、工作機器、測定機器など多数のメーカーが出展し、最新の技術を披露する。また、コロナ禍もあり、「安心・安全」な展示会を目指し、感染症対策を強化するなど万全の体制で臨んでいる。
426社・団体が出展 / 新製品982点を展示
通算18回目のMECT展は「キカイを探そう」をテーマに、工作機械が197台、鍛圧・板金機械が17台、新製品982点が展示される。初出展企業は50社、世界24カ国・地域からも参加するなど、様々な製品が一堂に集まる。主催であるニュースダイジェスト社の樋口八郎社長は「機械関連のビジネスショーは2年ぶり。今春以降、工作機械受注も回復しており、最新の情報を提供し、中部圏の製造業の生産性向上に貢献したい」。
見どころはEV車など新たなものづくりに求められる技術だ。例えば、生産性向上や工程集約につながる5軸加工機や複合加工機、それに付随するチャックなど工作機器、IoTといったデジタル技術、ロボットを活用した自動化・省人化システム、さらに、SDGsやカーボンニュートラルなど環境対策の省エネ技術にも注目だ。
主催者企画のコンセプトゾーンでは「未来を変える新時代の自動化」をコンセプトに、国内初披露の協働ロボットや、スポンジシール貼りといった熟練作業者が行っていた作業のロボット化、AI技術の活用など、最新のロボット技術を披露し、来場者が見て、触って、体感し、次のヒントになるよう工夫した。
感染症対策も強化。マスク着用義務化や検温ほか、滞留人数計測システムなどを導入。各館の最大収容人数を5000人に制限し、安心・安全な展示会開催を訴求する。愛知県機械工具商業協同組合の水谷隆彦理事長は「今回は数より質を重視したい。現在、ユーザーへPRに努めているが、事前登録を勧め、感染症対策を徹底し、MECT展が景気回復の起爆剤になるように努める」。
開催概要
- 会期 :2021年10月20日㈬~23日㈯
- 時間 :10:00~17:00(22日は18時、23日は16時まで)
- 会場 :ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
- 入場料 :大人1,000円、10人以上の団体は1人500円。事前来場登録者は無料。
- 出展者数:426社・団体
- 主催 : ニュースダイジェスト社
- 共催 :愛知県機械工具商業協同組合
- 出展製品: 工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、のこ刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨剤、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など。
日本産機新聞 2021年10月5日
TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]
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