来年4月1日から ユアサ商事は来年4月1日に社名を「YUASA」に変更すると発表した。市場がグローバル化していることに加え、ビジネス領域が製品開発、ソリューション提案などトレーディング機能だけにとどまらなくなっていること […]
三叉路…
○…人手不足を背景に日本のものづくりは次代への技能継承が課題だ。人から人への伝承は指導と学びの手間と時間が欠かせない。それを補完するものとして注目されているのがデジタル技術だ。ものづくりの現場で技術活用の取り組みが進む。
○…ある自動車メーカーは金型研削の技能伝承にモーションキャプチャーを利用する。帽子やボディースーツに約40個のマーカーをつけ、研削作業をする初級者の頭や肩、腕の動き、速度や加速度を測る。そして匠と呼ばれる熟練技能者のそれと比較する。
○…導き出せるのは初級者と匠との違いだ。初級者は体幹や腕、足のバランスがばらばらなのに対し匠は安定している。グラインダーに伝える力も効率良く、高い品質に仕上げていく。その計測・分析記録でカルテをつくり、匠の動きに近づけるようにウィークポイントの克服に生かすという。
○…労働人口が減少する中、デジタル技術による技能伝承の試みはより進むだろう。それは生産財に新たな需要が生まれるということでもある。モーションキャプチャーやAI(人工知能)、IoTなどがどのように進化し活躍の舞台が広がるか。注目したい。
日本産機新聞 2021年10月5日
精一杯の準備と検証を 前々回(4月20日号)の「現場考」では、能力の一つとして「気づき力」が大切だと述べた。そのために失敗や緊張する経験を積んでもらうことが必要とした。今回は経験をどう活かせば、もっと「気づき力」を高めら […]
DXやサステナビリティ強化 日伝(大阪市中央区、06・7637・7000)は5月9日、帝国ホテル大阪(大阪市北区)で2025年度の事業方針説明会を開催した。仕入れ先メーカーら約200人が出席し、24年4月からスタートして […]