山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]
三叉路…
○…人手不足を背景に日本のものづくりは次代への技能継承が課題だ。人から人への伝承は指導と学びの手間と時間が欠かせない。それを補完するものとして注目されているのがデジタル技術だ。ものづくりの現場で技術活用の取り組みが進む。
○…ある自動車メーカーは金型研削の技能伝承にモーションキャプチャーを利用する。帽子やボディースーツに約40個のマーカーをつけ、研削作業をする初級者の頭や肩、腕の動き、速度や加速度を測る。そして匠と呼ばれる熟練技能者のそれと比較する。
○…導き出せるのは初級者と匠との違いだ。初級者は体幹や腕、足のバランスがばらばらなのに対し匠は安定している。グラインダーに伝える力も効率良く、高い品質に仕上げていく。その計測・分析記録でカルテをつくり、匠の動きに近づけるようにウィークポイントの克服に生かすという。
○…労働人口が減少する中、デジタル技術による技能伝承の試みはより進むだろう。それは生産財に新たな需要が生まれるということでもある。モーションキャプチャーやAI(人工知能)、IoTなどがどのように進化し活躍の舞台が広がるか。注目したい。
日本産機新聞 2021年10月5日
研究開発33課題、国際交流7件 大澤科学技術振興財団(理事長・大澤伸朗オーエスジー社長)は、2025年度の研究助成テーマを決定。11月7日にホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市)で贈呈式を執り行った。 今年度は、33件の研 […]
オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]






