2025年12月25日(木)

ジェイテクト カーボンニュートラル戦略室など新設

持続可能な社会の実現へ

ジェイテクトは新たに「カーボンニュートラル戦略室」及び「DX推進室」を全社横断組織として新設。カーボンニュートラルでは2040年にグループでのCO2排出量ゼロ、50年には仕入先も含め全製品でのCO2排出量ゼロ達成を目指し、デジタルトランスフォーメーションでは社内の仕組みを統一し、業務の自動化やIT化を進める。

同社は21年度を初年度とする長期・中期経営計画を発表。そこでは政府方針である「2050年カーボンニュートラル宣言」の実現に向けたマイルストーンを示し、CO2排出量ゼロ達成に向け、水素を「溜める」「使う」「電気に変える」「利用する」といった新エネルギーの積極的な利活用を掲げている。DXでは手入力、補正ゼロや人間の目や耳の代わりとなるAIの活用で、人が介在しなくてもよい業務の自動化やIT化を進め、2030年までに人が付加価値を創出する業務のみ注力できる環境を整える。

日本産機新聞 2021年8月20日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

日立産機システム CO2削減量をクレジット化する新サービスを始動

日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]

経済産業省  航空機武器産業課 航空機部品・素材産業室  西山  正室長に聞く【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]

航空機部品メーカー・オオナガの取り組み【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]

トピックス

関連サイト