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沖電気工業 AIで外観異常を判定
作業時間の削減、ミス見逃し防ぐ

沖電気工業(東京都港区、03-3501-3111)はこのほど、人工知能(AI)を活用し、部品・製品の外観異常を自動判定する「外観異常判定システム」を開発、販売を開始した。組立工程における作業ミスの見逃しを防ぐ他、自動化・省力化によって作業時間も削減することができる。
カメラで撮影した検査対象の部品・製品の高精細映像をAIで映像解析することで、リアルタイムで製品の外観異常を自動判定する。ねじの有無や組付け具合、ラベルの欠けや文字の間違い、微細な傷などが分かる。
判定結果は即座に作業者に通知する。判定結果を含む検査画像、製品情報などの証跡データは上位に位置する管理サーバーに蓄積し、品質管理や分析に活用することができる。
同社が開発したAIエッジコンピュータ「AE2100」を活用する。同製品は耐環境性に優れ、ネットワークカメラや各種センサを収容しエッジ(現場)で高速ディープラーニング推論処理を行う。大容量の映像データをクラウドに送信せずエッジでAI処理することができ、信頼性・リアルタイム性・プライバシー保護を実現する。
ローカル5G実験試験局を備える同社本庄工場(埼玉県本庄市)で実施した実証実験では、作業ミスの見逃し「ゼロ」化と、製造工程全体の作業時間を15%削減した。同社は、「従来熟練を要した目視検査工程を自動化したことで、作業者の負荷軽減効果も期待できる」としている。
日本産機新聞 2021年7月20日
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