2026年4月26日(日)

沖電気工業 AIで外観異常を判定

作業時間の削減、ミス見逃し防ぐ

沖電気工業(東京都港区、03-3501-3111)はこのほど、人工知能(AI)を活用し、部品・製品の外観異常を自動判定する「外観異常判定システム」を開発、販売を開始した。組立工程における作業ミスの見逃しを防ぐ他、自動化・省力化によって作業時間も削減することができる。

カメラで撮影した検査対象の部品・製品の高精細映像をAIで映像解析することで、リアルタイムで製品の外観異常を自動判定する。ねじの有無や組付け具合、ラベルの欠けや文字の間違い、微細な傷などが分かる。

判定結果は即座に作業者に通知する。判定結果を含む検査画像、製品情報などの証跡データは上位に位置する管理サーバーに蓄積し、品質管理や分析に活用することができる。

同社が開発したAIエッジコンピュータ「AE2100」を活用する。同製品は耐環境性に優れ、ネットワークカメラや各種センサを収容しエッジ(現場)で高速ディープラーニング推論処理を行う。大容量の映像データをクラウドに送信せずエッジでAI処理することができ、信頼性・リアルタイム性・プライバシー保護を実現する。

ローカル5G実験試験局を備える同社本庄工場(埼玉県本庄市)で実施した実証実験では、作業ミスの見逃し「ゼロ」化と、製造工程全体の作業時間を15%削減した。同社は、「従来熟練を要した目視検査工程を自動化したことで、作業者の負荷軽減効果も期待できる」としている。

日本産機新聞 2021年7月20日

[ 日本産機新聞 ][ 測定工具 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

三共精機 国内営業部を二部体制に、半導体回復も追い風

三共精機 国内営業部を二部体制に、半導体回復も追い風

26年度の方針説明会開く 機械工具商社の三共精機(京都市南区、075・681・5711)は、京都経済センター(京都市内)にて、2026年度方針説明会を開催し、25年度の売上高は前年比3・7%増の約43億円を見込んだ。26 […]

DMG森精機と東京大学が研究センターを設立、工作機械の技術研究や人材育成に産学連携で注力

DMG森精機と東京大学は4月、東京大学の大学院工学系研究科内に「マシニング・トランスフォーメーション研究センター(MXセンター)」を開設した。MXセンターは、工作機械の価値を将来にわたり高める研究を行い、技術革新を生み出 […]

山善、INSOL-HIGHら「J-HRTI」発足、ヒト型ロボの社会実装目指す

7月にはデータ収集センターも設立 山善(大阪市西区)とINSOL‐HIGH(東京都千代田)、ツムラ(東京都港区)、レオン自動機(栃木県宇都宮市)はこのほど、ヒューマノイドロボット(ヒト型ロボット)の社会実装に向けたコンソ […]

トピックス

関連サイト