ギアチェンジは必要 日本能率協会の2023年の調査によると「管理職を目指したくない」と答えた一般社員の比率は77・3%で、5年前と比べ、5%も上昇したという。一般社員から見ると管理職が「魅力的ではない」と映るようだ。 「 […]
過ぎたるは及ばざるがごとし 自分は“まだまだ”と認識 -仕事考-
プライド
「プライド」。良い意味でも悪い意味でも使われる。辞書は「誇り」や「自負心」と同義とある。一方で「傲り」という意味もある。自尊心が高すぎることを指す。仕事にプライドを持つことは大切。ただし、過度な誇りや自尊心は、他人から見捨てられたり、協力をしてもらえなかったりする。
人間は、自分を過大評価する傾向が強い。入社して数年たって仕事をこなしている人や、自分がこの会社を背負っていると思っている人、理想ではないが過不足なく生活ができている人などは要注意。上司から注意される。叱られたことがあるだろう。それを「自尊心が傷つけられた」「上司はわかっていない」と思うと、怒りがわいてきて上司からのアドバイスは心に残らない。自己防衛本能が強い人は、無駄な言い訳に終始してしまう。成長につながらない。
「自分はまだまだ足りない点がたくさんある」という謙虚な気持ちがあれば、過度なプライドを捨てられるし、恥もかける。上司の注意も素直に聞き入れることができる。
無駄な見栄を捨てれば、手に入れられることも増えてくる。「ダメ人間」とは全く意味が異なる。
ところが、高いレベルの環境に身を置いた人、大きな挫折を経験したことがない人は、なかなかプライドを捨てることは難しい。大方は、「そこそこのレベルではある」と思っている。そこで、他人と比較するのではなく、未来の自分の姿(理想や目標)と現在の自分を比較する。そうすることで劣等感や嫉妬心を感じずに、理想の自分になるために何が必要でどうすればいいのか・・・ということも考えるようになる。前向きな姿勢になれる。
自分には足りないところがたくさんあるという認識は、学びの動機につながる。何か問題を起こしても、「足りない自分だから、うまくいかないこともあるさ」とクヨクヨせず、次はうまくいくように考える。勉強もする。プライドを捨てると可愛いので「仕方ない。教えてやるよ」と助けてもらえる。そして成功体験を積み重ねて、プライドを作っていけばいい。
日本産機新聞 2021年7月5日
資材の荷受け場などで人手不足に困っているが、プログラム設定が必要で高額な無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)の導入に二の足を踏んでいる。そんなユーザーに今人気なのが、日伝(大阪市中央区、06・7637・700 […]
メカトロテックジャパン2025を主催するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、052・732・2455)は6月5日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で出展者向けの説明会を開き、今回の出展者数は524社・団体、小間数は […]