2022年12月2日(金)

トップ年頭語録

日工会 飯村幸生 会長「次世代技術と融合進める」

 工作機械の競争軸は、単体の性能的品質から生産設備全体のエンジニアリング提案力に変化しつつある。日本の工作機械産業はスマート・マニュファクチャリング技術やAM技術、自動化技術などとの融合を進め、急速な時代の変化に柔軟に対処していかねばならない。本年は業界一丸となって2020年代の業界戦略となる「工作機械産業ビジョン2030(仮称)」を策定する。また、新型コロナによって世界は新たな枠組みに向かっており、業界各社、『ありたい姿』に向けてなすべきことをやり遂げてもらいたい。

機械工具工業会 石川則男 会長「工具にもイノベーション」

 スティーブ・ジョブズは、偉大なイノベーター。ヘンリー・フォードの言葉を引用して「そこにいる人たちに何が欲しいかと聞いても、出てくる答えが本当の答えかどうかはわからない」とした。日本政府も温暖化ガスゼロの時代に向けて施策を発表。それは電気自動車の時代なのかはまだわからない。切削工具も同じでは。今、私たちが製造・販売している切削工具が本当に次の時代に必要なモノなのか、偉大なイノベーターの言葉を噛みしめて一度考えてみたい。令和3年が、何か新しいもの・新しいことにチャレンジする1年になることを願っている。(動画配信より)

大機器協組 中山哲也 理事長「変化した分だけ変える」

 新型コロナ感染拡大により、商品のユーザーへの直送ニーズが急拡大している。業界全体で取り組む課題ではあるが、まずは各企業で納品構造から見直す必要がある。業界にもう一つの課題が急浮上。自動車の電動化問題だ。これは大きな産業構造の変革に繋がる。組合内にもEV化研究チームの立ち上げを検討してみたい。こんな時代の鉄則は、変化した分だけ必ず変えるということ。気持ちは前向に、行動は機敏に、コロナに負けない1年にしたい。(動画配信より)

 

ユアサ商事  田村博之社長「つなぐことで価値創造を」

 DX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、経験や勘のみに頼った営業から脱却し、データの収集、蓄積、活用などデータに基づいた提案営業を目指す。さらに、当社に求められるのは単なるモノの提案でなく、取引先をつなぐことによる価値提供にあると思う。多様なグループのネットワークを活かし「つなぐ複合専門商社グループ」として、新たな価値創造に挑戦していく。

 

山善 長尾雄次 社長「『新しい』を提案・実現」

 今年の経営スローガンを「私たちは、信頼のスクラムをひろげて 攻めの姿勢を貫き、時代の変化を先取りしよう」とした。皆様との連帯と共存の信頼のスクラムをさらにひろげ、市場の変化を先取りし、新しい時代を切り拓いていきたい。コロナ禍やデジタル化により、改めてリアルな対面による新たな価値が生じてきたと思う。私はそれを「ニュー・リアル」と呼んでいます。デジタルとリアルを使い分けるハイブリットな攻めの営業を展開していきたい。

 

ジーネット 古里龍平 社長「デジタルスキル」

 デジタルの会議や打ち合わせが増えた。無駄が少なく効率的だ。コロナ禍が治まっても、決して元に戻るようなことがなく、新しいものへと進化していくためにはデジタルに対応し使いこなすスキルが求められる。皆さんにはITリテラシーを高めると共に、2次元のデジタル空間では伝わりにくい相手の感情をくみ取る能力が求められる。是非とも相手の気持ちを分かろうとする意識を強く持って、デジタルに対応して頂きたい。

 

オークマ 家城淳 社長「基礎固めと挑戦の年」

 本年は、基礎固めと挑戦の年。「自動化、知能化、そしてデジタル化」を一層の強みとして、オークマのものづくりサービスを通して世界の製造業の進化に貢献していく。脱炭素等をはじめとした社会の課題、変化、変革に対して、柔軟・迅速に対応できる組織基盤の構築と人づくりに一層注力していこう。

 

 

オーエスジー 石川則男 社長「業績回復、反転の年に」

 昨年はコロナ禍の影響で需要が激減したが、5月を底に回復傾向となった。特に中国の自動車産業の回復が大きな力となった。欧米も回復しており、日本、韓国、東南アジアなどもようやく回復してきた。在庫調整も9月以降、順調に進んだ。また5G、EV、自動化、医療など新たな分野での受注は増加傾向で将来に期待が持てる。今後も新たな販路拡大、需要拡大を目指し、またリニューアルしたNEO新城工場の新生産方式を軌道に乗せて、業績回復に努めたい。

 

日本産機新聞 2021年1月20日

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